曖昧さ回避
- 1897年に設立されたアメリカの自動車メーカー「オールズ・モーター・ビークル・カンパニー」及び「オールズ・モーター・ワークス」の略称。
- 上記メーカーがゼネラル・モーターズ(GM)に買収された後の自動車ブランド。GMの自動車ブランドとしては中級に位置づけられ、アメリカ最古の自動車ブランドだったが、2004年に廃止された。
- 漫画『機動戦士ガンダムF90』、『機動戦士ガンダムF90FF』、ゲーム『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』に登場する組織「ジオン残党軍」、その蔑称的な呼び方。本稿で解説
3.の概要
U.C.0120年代に蜂起したジオン残党軍の一つ。
第一次オールズモビル戦役を起こした火星独立ジオン軍の壊滅後、潜伏していたジオン残党軍「シャルル艦隊」が、火星独立ジオン軍と同じく地球連邦政府の壊滅を目論む残党活動を再開した際の勢力。また、オールズモビルと自ら名乗ったのはこちらの勢力になる。
第二次オールズモビル戦役
第一次オールズモビル戦役から二年後の宇宙世紀122年に勃発した戦乱で、『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』の舞台。
地球に残存していたジオン残党軍をシャルル・ロウチェスター少佐が纏め上げ、ブッホ・コンツェルンからの援助を受けて「オールズモビル」と名乗り再起(そのため、オールズモビルと呼ばれているが、火星独立ジオン軍とは実質的に別組織であるとの認識もある)し、オールズモビルの討伐任務に就いた戦艦「エイブラム」を襲撃した。なお、このエイブラムは火星独立ジオン軍を壊滅に陥れたF90の1号機を艦載していた戦艦でもある。
エイブラムとの会戦後、地球へモビルスーツ部隊を降下させ、連邦軍の各基地を襲撃。これに対抗するべくエイブラムを中心とした討伐部隊との戦闘を演じる事になる。
連邦軍との激戦の末に最大戦力であるシャルル艦隊を失い打撃を受けるも、資金と技術を与えていたクロスボーン・バンガードの指揮下へ降る形で月面マスドライバー基地を制圧。火星独立ジオン軍のオリンポス・キャノンと同様の方法で地球への質量弾攻撃(形式としてはインビジブル・ナイツの水天の涙作戦に近い)を画策するもエイブラム隊の活躍により失敗。最終的にクロスボーン・バンガードの宇宙要塞に立てこもるが、戦況を巻き返す事は出来ずに追撃して来たエイブラムの攻撃によって壊滅。
一年戦争から40年もの長きを耐え忍んだジオンの亡霊は、これによって完全に消滅したが、これはクロスボーン・バンガードの武装蜂起の序章に過ぎず、この一年後の123年にコスモ・バビロニア戦争が勃発する事になる。
保有戦力
UC0116年
※便宜上RFシリーズとなっている。
UC120年代
3.の余談
過去に、オールズモビルの頭領がジョニー・ライデンであるとBクラブでコメントされたことがあるが、本編でこの設定が登場した事は無い。
3.の関連項目
ギガノス帝国:シャルルらと似たような行動を行った。ちなみにこの勢力はオールズモビルの前身であるジオン公国のオマージュ的な勢力である。