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フトゥー博士の編集履歴

2022-12-09 18:36:04 バージョン

フトゥー博士

ふとぅーはかせ

『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモン博士の一人。

概要

ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』に登場するキャラクター。


「史上初のバージョンごとに博士が違う」パターンで、こちらはバイオレットに登場する物静かな男性。地方のある伝承について研究している。

白衣の下の服装も未来人を彷彿するボディスーツとなっている。


自己主張が強い時のフトゥー博士Turo

ゲームでは物語序盤から登場。ペパー先輩の父親であることを明かした後、レジェンドルート(ペパーのストーリー)にも度々登場し、主人公達に助言をくれる人物である。

直接対話しているのではなく、オーリム博士と同じくスマホロトムの画面を通じてパルデアの何処かにある研究所からテレビ電話でヌシポケモンについて伝えているようだ。


名前の由来はスペイン語で未来を意味する「Futuro」とされる。


関連タグ

ポケモンSV ポケモン博士

オーリム博士












博士の行方について


※以下はポケットモンスタースカーレット・バイオレットのネタバレが記されています。















































































長らく直接会う機会がなかった彼だったが、終盤のパルデアの大穴の最深部、エリアゼロの研究所にてついに直接邂逅を果たすことになる。

しかし今まで通信で見ていたアクティブな姿とはまるで違い、死んだように目を閉じ全身の力を抜き、力なく椅子に座り込んでいた博士の姿がそこにはあった。

その直後、謎のアナウンスと共にまるでロボットのように不自然な動きで目を覚まし立ち上がる…

状況を飲み込めないままの主人公に向けて彼は語りかける。




「キミたちに謝罪しなければいけないことがある」












「ボクは本物のフトゥー博士ではない」















「ボクは博士が自身の知識と記憶をもとに作った人工知能」


「…AIで動くロボットなのだ」


生前の博士は未来のポケモン(つまりパラドックスポケモン)を研究していた人物。未来のポケモンに強く魅了されており、エリアゼロ内部でタイムマシンを開発し、未来のポケモンであるパラドックスポケモン達を現在へと連れてきていた。

エリアゼロの観測ユニットに存在する日記によると、フトゥー博士は「仮称■■■」と呼ばれる存在の力を使ってタイムマシンを開発したことが語られている。テラスタルはその研究の副産物として産まれたものであるようだ。


現代のポケモンより強く冷酷な未来のポケモン達は生態系を破壊しかねない存在であったが、それでも彼は未来のポケモンと現代のポケモンの共存を望み、また、仮に生態系がそれで破壊されたとしてもそれは自然の一つの形と考え、タイムマシンを止めることはなかった。

そんな中、研究の手が足りないことを嘆いたオリジナルの彼は自身のデータを搭載したAIを開発し、息子であるペパーと3人で楽園(パラドックスポケモンと現代のポケモンが共存する世界)に暮らすことを夢見る。本来、ここまで高性能なAIを作成するのは現代の技術ではとても不可能とのことだが、博士は「仮称■■■」の力を使うことでAIを産み出し研究を大きく加速させた。


だが、実験の過程でオリジナルであるフトゥー博士は、主人公が出会うことになるミライドンを第4観測ユニットで発生した事故の際に庇って命を落としてしまう。


未来から送られてくるパラドックスポケモンは非常に強く冷酷なため、フトゥーAIはパルデアの環境に悪影響と判断しパルデアの大穴をバリアで封鎖していたが、バリアを突破するパラドクスポケモンが発生してしまった。(その脱走したポケモンが土震のヌシである)。

稼働を続けるタイムマシンに対し残されたフトゥーAIは「未来の生物を現代の生態系に持ち込むのは危険であり合理的ではない」と判断。バリアの限界が訪れる前にタイムマシンを止めるように主人公達に懇願する。しかし、フトゥーAI自身にはオリジナルによってタイムマシンを守るためのプログラミングが組み込まれており、直前に忠告したうえで主人公と敵対することとなった。


つまり、バイオレットバージョンにおけるラスボス。(黒幕と言われることもあるが、オリジナルはもとよりAIである彼が直接作中で悪事を働いていたり悪の組織のボスだったというわけではないので、黒幕という言葉は適当ではないと思われる)


手持ちポケモン


手持ちのポケモンは存在せず、タイムマシンから送られてきたマスターボール入りの未来のパラドックスポケモンを即興で繰り出してくる。タイプがバランスよくまとまっており、偏った手持ちでのクリアは厳しい。

エスパータイプじめんタイプが広く刺さっているのでその辺りを使えば比較的楽にクリアできる(ただ上のタイプはどちらもテツノコウベに弱いことに注意)。


「興味深イ…… 未来ノポケモン ソノ弱点ヲ 理解シテイルノカ?」


しかし全員がメカメカしい姿をしているので初見ではタイプを見抜くのは難しいだろう。なお、このメンバーの中に鋼タイプは不在である。(鋼タイプを持っているのはテツノワダチだけ。)

相手もこの初見殺しを加味して挑んできているのか、弱点を突くと驚く様子を見せる。


余談

余談ではあるが、現実世界でも外来種による固有の生態系の崩壊に関する問題は多々発生している。有名所ではペットとしてもよく好まれるアメリカザリガニも日本固有の生態系を脅かす存在であるとして規制すべきではないかと多くの有識者が指摘している(本来は2020年に指定されるのでは、という話になったが指定されたときの影響を懸念され見送られた)。また、日本固有の生物が逆に海外の固有生態系を荒らしている例としてナミアゲハや葛、イタドリなどが有名である。

オーリム博士もフトゥー博士も、明らかに在来のポケモンよりも強いと認識しているパラドックスポケモンたちを現在の生態系に放つというのは、AIが指摘する通り生態系を壊す懸念は否定できず、「合理的ではない」と断じられても無理も無いだろう。


















「今マで ありがトう」



「ようヤく タいムマシんヲ」



「彼ノ 意思ヲ 止めルこトが デきタ」



「さミしイ 思い 今マで すマナい さセて ぺP……」















「セキュリティに異常発生」


「セキュリティに異常発生」




「障害を取り除くため 楽園防衛プログラムを起動します」

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