概要
クリギムとはメディアミックス作品「ウマ娘プリティーダービー」シリーズに登場するキャラクター、シンボリクリスエスとタニノギムレットのカップリングタグである。
ウマ娘では2022年5月5日にうまゆるのティザームービーが発表されたときに、二人も公式ポータルサイトにも追加された。
うまゆる
1話
2022年10月16日に配信されたうまゆる第1話「嵐を呼ぶウマ娘(たち)」では、クリスエスが歩いただけで嵐を呼び、ギムレットはその嵐の中高笑いをしながら中二病的な発言を繰り返した。そして遂に?その二人が出会ってしまう――。一体ここからどうなってしまうのか!?と、いうところで第1話終了である。(ちなみに第2話はクリスエス単体の話なので本当にどうなったかは分からない)
11話
2022年12月11日に配信されたうまゆる第11話「竜虎相搏」では、クリスエスが廊下に佇むギムレットを睨み、自分の使命を果たすと言って果たし状を差し出す。ギムレットがそれを受け取ると近くに居たモブウマ娘達があまりの恐怖に叫んでしまう。さらにギムレットが果たし状を壁に押し付けると一部のモブウマ娘は涙目になってしまう。そして、ギムレットは叫ぶ。
「何度言われても俺は……
柵を壊すことを止めない!!!」
――と。当然周りのモブウマ娘達もは?と反応する。その後、ギムレットが破壊の理由、もとい中二病発言をする。それに対しクリスエスがたづなさんがかなり怒っていたことを知らせても、結局ギムレットはそれがどうしたと全く反省の色が見えなかった……。
アプリ版
2022年10月19日に実装されたクリスエスのサポートカードイベントでは、走りとは己の義務を果たすことだと考えているクリスエスと、走りとは"酔わせる"ことだと思っているギムレット、という正に対極の立場にいる二人が、実は互いを認め合っている"好敵手"だということが分かった。
また、2022年11月6日に発表されたギムレットの勝負服の一部分がクリスエスの耳飾りに似ており、少し話題になった。
史実
シンボリクリスエスとタニノギムレットは第69回東京優駿(日本ダービー)で1度対戦している02世代の同期。
シンボリクリスエスは最大出走体重540kgという黒鹿毛の大きな馬で、対するタニノギムレットは牝馬64年ぶりの日本ダービー制覇・顕彰馬選出のウオッカを輩出し、父娘ダービー制覇をした馬。
史実で対戦したレース
年 | レース名 | クリスエス | ギムレット |
---|---|---|---|
2002 | 東京優駿 | 2着 | 1着 |
リベンジならず
クリスエスのダービーはギムレットに差されて2着敗戦。当時、クリスエスでダービーにも手が届くかも、と考えていた藤沢和雄調教師にはこの敗戦が相当堪えたらしく、ギムレット陣営が次走に秋の神戸新聞杯を選んだと聞くや、クリスエスも同レースに使うと決定。預けていた外厩に神戸新聞杯に向けての仕上げ、調教のペースアップを指示したという。ところが、肝心のタニノギムレットが屈腱炎を発症してレースを前に引退。リベンジの機会は永遠に失われてしまった。