概要
メディアミックス作品『ウマ娘プリティーダービー』シリーズに登場するキャラクター、シンボリクリスエスとタニノギムレットのカップリングタグである。
ウマ娘では2022年5月5日に『うまゆる』のティザームービーが発表されたときに、二人も公式ポータルサイトにも追加された。
うまゆる
2022年10月16日から配信されたうまゆるでは2人はメインキャラクターに据えられており、何度も絡みがあった。
アプリ版
2022年10月19日に実装されたクリスエスのサポートカードイベントでは、走りとは己の義務を果たすことだと考えているクリスエスと、走りとは"酔わせる"ことだと思っているギムレット、という正に対極の立場にいる二人が、実は互いを認め合っている"好敵手"だということが分かった。
また、2022年11月6日に発表されたギムレットの勝負服の一部分がクリスエスの耳飾りに似ており、少し話題になった。
史実
シンボリクリスエスとタニノギムレットは第69回東京優駿(日本ダービー)で1度対戦している02世代の同期。
シンボリクリスエスは最大出走体重540kgという黒鹿毛の大きな馬で、対するタニノギムレットは牝馬64年ぶりの日本ダービー制覇・顕彰馬選出のウオッカを輩出し、父娘ダービー制覇をした馬。
史実で対戦したレース
年 | レース名 | クリスエス | ギムレット |
---|---|---|---|
2002 | 東京優駿 | 2着 | 1着 |
リベンジならず
クリスエスのダービーはギムレットに差されて2着敗戦。当時、クリスエスでダービーにも手が届くかも、と考えていた藤沢和雄調教師にはこの敗戦が相当堪えたらしく、ギムレット陣営が次走に秋の神戸新聞杯を選んだと聞くや、クリスエスも同レースに使うと決定。預けていた外厩に神戸新聞杯に向けての仕上げ、調教のペースアップを指示したという。ところが、肝心のタニノギムレットが屈腱炎を発症してレースを前に引退。リベンジの機会は永遠に失われてしまった。
余談
上記のダービーから22年後の2024年、5月12日のヴィクトリアマイルを単勝208.6倍、ブービー14番人気のテンハッピーローズが制した。血統表には父父にシンボリクリスエス、母父にタニノギムレットの名が記されており、競馬ファンのみならずウマ娘ファンの間でも話題となった。