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ニィロウの編集履歴

2023-01-20 20:56:40 バージョン

ニィロウ

にぃろう

オープンワールドRPG「原神」の登場人物。優しく強い心を持つ森の都の踊り子。

「ズバイルシアター」の噂に名高い踊り子。そのダンスはしなやかで美しく、彼女自身も優しく純粋な心で人と接する。

プロフィール

名前ニィロウ(英:Nilou/中:妮露)
レアリティ☆5(限定)
国/所属スメール/ズバイルシアター
使用武器片手剣
神の目(元素属性)
誕生日12月3日
命ノ星座睡蓮座
オリジナル料理ひらめく踊り(パティサラプリン)
CV金元寿子

彼女、ちょっとぼんやりしてるみたいだ。もしガンダルヴァー村の近くでパフォーマンスをする機会があったとき、森で迷子になってしまったりしないよな・・・うん、見習いレンジャーの名にかけて、あたしが彼女をしっかり見守るよ。

~ニィロウについて…コレイ


人物

スメールシティの下層・グランドバザールにある劇場「ズバイルシアター」で舞を披露している踊り子。


ひとたびステージに上がると「劇中にしか存在しない人物のようで、現実離れした美しさ」「舞が上手な役者はたくさんいるが、物語に引き込む力を持つ役者は彼女くらい」と観客が絶賛するほどの踊りの才能を持ち、技術にこそまだ伸び代はあるものの、多くの観客を魅了する。


そしてステージを降りた彼女は優しく素直でよく笑う、どこにでもいるような素朴な少女に戻る。もし舞台を降りた彼女に会ったなら、遠慮せず勇気を出して話しかけてみるといい。きっと喜んでくれるはずである。


その筋金入りの平和主義と感性に寄った価値観故、思考を巡らせるのは苦手で、理不尽な悪意や蔑視に対して解決を図れるような術は持っていない。

しかしスメールでは軽んじられがちな"感覚"や"精神的な繋がり"を大切に出来る確かな視点と、不遇な現実に屈する事だけはしない胆力を併せ持つ。「学は無いが人として曲げてはいけない芯はブレないタイプ」といえる。


能力と戦術

Ver3.1後半(2022/10/14~11/1)の限定祈願「優々たる蓮歌の舞」で追加(原神ではPU限定★5キャラが恒常ガチャに加わる事は原則無いため、期間が過ぎると復刻が来ない限りは入手不可)。


高い水元素付着能力を有し、チーム編成が水元素と草元素の二色のみの時、元素熟知と開花反応を爆発的に強化する性質を持つ開花反応特化型サポーター。


元素反応そのものの性質に干渉するという前代未聞の天賦を持ち、草元素をばら撒く能力に優れたキャラと組む事で、並み居る敵を開花反応の草元素ダメージでまとめて爆殺する。

自身の能力を引き出すほどにチーム全員が開花反応のバックファイアを浴び続ける事になる(草原核の爆発は味方も敵の5%相当のダメージを受ける)ため、水元素か草元素のヒーラーとの同時編成は必須。それ以外でも全体的に彼女の能力を淀みなく機能させるには編成や装備がかなり限定されるピーキーな能力を持つ。


  • 通常攻撃「弦月のダンス」

最大3段。後述の元素スキルによって性質が大きく変化する。ただし元素スキル影響下での通常攻撃(ステップ)のダメージは元素スキルの天賦レベルが参照されるため、育成の重要性はあまり高くない。


  • 元素スキル「七域のダンス」

花神之舞

『さあ、踊るよ~』

水元素範囲ダメージ(最大HPをもとに計算)を与えると同時に「ピルエット」状態に入る。ピルエット状態では通常攻撃が「剣舞のステップ」に、元素スキルが「旋舞のステップ」に置き換わり、ステップは合計で3段まで放つことが可能。

3段目を打つとピルエット状態が解除され、3段目のステップに応じてニィロウの攻撃性能が更に変化する。

・剣舞のステップの場合:水の斬撃「水月」を前方に放つ。その後一定時間、通常攻撃が「剣舞のステップ」に変化し、3段目と同時に「水月」を放つようになる。(交代すると自動的に解除される。)

・旋舞のステップの場合:自身の周囲に水元素範囲ダメージを発生させた後、範囲内の敵に水元素を付着させる「天を滌う水環」を自身の周囲に生成する(水環は交代先のキャラにも残留する。ダメージはない)。


自身で殴っていく際は剣舞のステップ、裏から水付与役を行いたい場合は旋舞のステップを臨機応変に選択しよう。

旋舞のステップは開花反応のみならず、凍結反応や蒸発反応への下地にも便利。継続時間とクールタイムのバランスも良く、1凸により元素スキルのループが可能。


ステップの移行条件はゲーム内テキストだと少し分かりづらいが、剣舞のステップへ移行したい時は元素スキル→通常攻撃3回、旋舞のステップへ移行したい時は元素スキル→元素スキル3回と覚えれば良い。


  • 元素爆発「浮蓮のダンス・遠夢聆泉」

「見逃さないでね!」  - 原神 ニィロウ

『波の花と共に舞を』

自身を中心に水元素範囲ダメージ(最大HPをもとに計算)を与える。命中した敵は少しの間をおいてもう一度水元素ダメージを受ける。

この手のサポーターにしては珍しく、純粋な攻撃技である。


  • 天賦「落花廻旋の庭」

キャラ突破段階1(Lv20~40)で開封。チーム編成の元素タイプが草元素と水元素の2色のみである時に起動する(人数の割合は問わない)。


元素スキルの影響下でのステップの3段目を放つと、周囲チーム全員に「金盃の豊穣」状態を付与する(継続時間30秒)。金盃の豊穣状態のキャラクターが草元素の攻撃を受けてから10秒間、周囲のチーム全員の元素熟知が+100される。


また、開花反応を起こした時、草原核の代わりに「豊穣の核」が生成される(上限数や威力は草原核のものをもとに計算)。「豊穣の核」は炎元素や雷元素による派生を起こさない代わりに即座に炸裂し、より大きな影響範囲を持つ。


さらにキャラ突破段階4(Lv60~70)で天賦「軽やかに舞う永世の夢」が開封されると、ニィロウの最大HPが30000を超えてから1000ごとに、「金盃の豊穣」状態のキャラが生成した「豊穣の核」のダメージが+9%される(最大400%分まで)。ただしこれをフルに引き出すにはHPが75000必要になるため、無理をせずどこかで妥協したほうが現実的ではある。


これらの天賦こそニィロウの最大の長所であり短所。通常の開花反応は時間差を待って起爆する為、超開花や烈開花を経由しないと即効性がなく扱いづらかった。しかし、この豊穣の核は生成して直ぐに起爆する為、水元素と草元素の下地がある限りは核生成→起爆を延々と続けて敵を削り取る。範囲、威力共に高く、HP6〜7万まで鍛え、草元素キャラクターの元素熟知を鍛えると2万近くのダメージを延々と叩き込むことが可能。


弱点はチーム編成の元素タイプが草元素と水元素の2色のみの時にしか発動しないため、チーム編成の幅が非常に狭いこと(草属性のキャラが少なすぎることも拍車をかけている)。また豊穣の核は火力が高くなればなるほど自傷ダメージが大きくなるため、ヒーラーによる補助は必須。ver3.3までは草元素にヒーラーがいなかったため、水属性のヒーラーのうちどちらかがパーティーに固定されていたが、Ver3.4にて草元素ヒーラーのヨォーヨが追加されたため選択肢が広がった。


  • 天賦「白き玉蓮の盃」

冒険系(スタミナ回復・消費軽減系)料理を完璧に調理した時、一定確率で2倍(1つ余計に)料理を獲得する非戦闘系天賦。雲菫と同じ。


  • 命ノ星座
第一重「却月の舞踊」元素スキルの「水月」のダメージ+65%、「水環」の持続時間+6秒(12秒→18秒)
第二重「星天の花雨」「金盃の豊穣」状態のキャラが敵に水元素ダメージを与えてから10秒間、その敵の水元素耐性-35%。また、開花反応を起こして敵にダメージを与えてから10秒間、その敵の草元素耐性-35%
第三重「朝影の蓮歩」元素爆発の天賦Lv.+3
第四重「清漣の音節」元素スキルの「ピルエット」状態で通常攻撃の3段目をヒットさせると自身の元素エネルギー15回復。同時にそこから8秒間、元素爆発のダメージ+50%
第五重「旋舞の流光」元素スキルの天賦Lv.+3
第六重「霜絶の弦歌」最大HP1000ごとに自身の会心率+0.6%、会心ダメージ+1.2%(どちらも最大HP50000まで適用)

特筆すべきは2凸と6凸。

2凸では水元素&草元素のW耐性ダウンにより、パーティー全体の火力を底上げできる。

6凸効果は端的に記すと、HPさえ盛れば無条件で会心率最大30%上昇、会心ダメージ最大60%上昇するという破格のもの。最大HP50000は、モチーフ武器無しでもニィロウなら容易に達成できる範囲であり、無凸〜5凸で運用していたHP特化ビルドのまま強力なメインアタッカーへと変貌する。4凸効果の元素爆発ダメージバフも相まって、強烈な一撃を見舞うことが出来る。


  • 装備選定について

武器は最大HPや元素熟知を伸ばすものがおすすめ。攻撃力や会心率/ダメージは開花をダメージソースにするのならあまり気にしなくとも良い。


彼女と同時に武器ガチャで実装された☆5片手剣「聖顕の鍵」が彼女の能力のブーストに振り切った固有能力を持っており、他キャラが持っても並の☆4武器のほうがマシな働きをしかねない、実質ニィロウの専用装備となっている。ただし公式PVでは同日実装の☆4片手剣「サイフォスの月明かり」が採用されている程に見た目は似合っていない。


同武器ガチャで「聖顕の鍵」ではなく、☆5片手剣「磐岩結緑」が出た場合も落ち込むのはまだ早い。「磐岩結緑」は「聖顕の鍵」ほどではないがHPにボーナスが付く上に、会心ボーナスやHP上限に応じて攻撃力ボーナスも付く。一見すると地味な能力だが、元々HPが高いニィロウに持たせるとHPと攻撃力の双方がかなり上がり、やろうと思えばアタッカー運用も可能になるため、こちらもなかなか捨てがたいものとなっている。(ただし、ニィロウの元素スキルと元素爆発のダメージ、豊穣の核のダメージ上昇は全てHP基準のダメージ計算のため、それらに対しての攻撃力ボーナスは腐ることを留意されたし)


また、最大HPや元素熟知を抜きにして「開花の反動で倒れない」事を重視するならなんと☆3片手剣「旅道の剣」が選択肢に入る。元素粒子を取ったときに1~2%HPを回復する効果があるのだが、HPガン盛り運用が基本の彼女ならそれだけで開花の反動分を軽く回収できてしまうのである。まだ他の武器のエサにしていないのなら持たせてみてもいいかも知れない。

ちなみに元素粒子を生成できるなら誰でも良いので水元素もしくは草元素キャラに☆4「西風」シリーズの武器を持たせて攻撃させ、「旅道の剣」を持ったニィロウで回収させて一気に回復させるということが出来る。


余談

能力について

  • 鍾離胡桃と同等かそれ以上の実装時点では最高クラスの基礎HPを持ち、充分な育成と聖遺物「千岩牢固」シリーズの2セット効果(最大HP+20%)+砂・杯・冠のメインオプションをHPにしてフル強化することで最大HPは50000(「聖顕の鍵」を持たせるとなんと70000)を超える。基礎防御力もLv90で729と決して弱くはなく、防御向けの天賦が一切無いにも関わらずタンクを務める事も不可能ではないという、恐るべき地力を持つ。
  • ver3.4現在でニィロウのパワーを最大まで発揮できるパーティーは、前述の元素縛りと開花ダメージの自傷によりかなり幅が狭くなっている。草元素からは草起点に特化した旅人(草元素)コレイナヒーダ、水元素からは水元素共鳴によるHP上昇と水起点と回復役を兼ねる珊瑚宮心海バーバラの5名が筆頭編成候補か。ヨォーヨは草元素ヒーラーなのでヒーラー枠として使いたいところだが、彼女の元素爆発は引っ込むと効果が消滅してしまうため、起点役ではなく付着役として使おう。旅人&コレイ&バーバラを編成したパーティーはその全てが恒常的に入手可能な配布キャラで構成されており、お財布に優しく、それでいて非常に高い火力を発揮出来るパーティーとして確立された。しかし、珊瑚宮心海を所持している場合、彼女をバーバラに代わって編成するのが望ましい。心海の元素スキルによる範囲水付与と継続大回復、元素爆発によるアタッカー化と、ニィロウと組む上では格別の組み合わせと言って良い。
    • しかし、完全にバーバラが心海の下位互換という訳ではなく、バーバラの元素スキルは狭範囲で敵に密着する場合に高頻度で水付与が起こせる為、心海の元素スキルと比べて大量の開花反応を起こすことが出来る。ただしこれは自分にも水付与をする為、氷元素の敵には逆にハメ殺しに遭う可能性が高く、さらにはほぼ敵に密着する事が条件のため敵の攻撃を受けて動作を邪魔されやすい。加えて元素スキルには粒子生成が無いため、強みの即時回復である元素爆発の回転率も悪い。だが心海の元素スキルと大きく異なるのは自身を追従する水付与+回復であること。心海の設置型スキルでは、敵の配置によっては置き直しを強制され、決して短くないクールタイムを意識しながら立ち回る必要がある。それらの点を一切考えないで動けるのはバーバラの大きな強みである。

その他小ネタ

  • 好きな食べ物はスイーツで、嫌いな食べ物はキノコ。小さい頃に毒キノコを食べてしまい何日も寝込んだことがトラウマになっている模様。
  • レベルの上限突破に必要な主な素材は、スメールシティなどに自生している「パティサラ」という花と、Ver3.1で実装された新フィールドボス「兆載永劫ドレイク」のドロップアイテム。どちらも比較的入手はしやすく、ニィロウの実装までにコツコツ集めていれば、彼女を入手してすぐに育成することも可能。
    • その少し前に実装されたものの、育成素材が入手しづらいセノに比べると圧倒的に育成がしやすく、セノよりもニィロウを後に入手したのに彼女の方が先にレベル90になってしまった、という声は少なくないようだ。

関連イラスト

ニィロウニィロウ

ニィロウ一緒にもぐもぐ


関連タグ

原神 スメール 踊り子


シナリオでの役割について

魔神任務第三章第二幕

ドニアザードの協力で開催された「花神誕祭」で「花神の舞」を捧げようと奮闘したが、結果揃って教令院の暴走の標的になってしまう。

しかし彼女の願いと、その口から語られた「存在しないはずのもの」は、事態を打開するための大きな鍵となり、同シナリオのラストでは念願の「花神の舞」を舞うのだった。


伝説任務「睡蓮の章(智者へ)」

教令院の圧力により閉鎖の危機に陥ったズバイルシアター存続のため、旅人や劇団の仲間達と共に奔走することになる。

この内容上、情勢が変化する第三章第五幕のクリア前後で台詞が一部変化する。


専用の秘境を探索したり、戦闘が多発することが多い伝説任務では珍しく、ニィロウの場合はダンジョン探索はなく、戦闘も雑魚敵相手の一回のみとなっており、あえて言うなら難易度がやや低めのシティーアドベンチャーに近いものになっている。


魔神任務第三章第五幕

幽閉されている草神の救出のため行動を開始した旅人たちに協力し、教令院の前でゲリラライブよろしく事前告知なしで舞を披露。その優雅な踊りは学者や衛兵たちをも魅了した。


これに対し、芸術を毛嫌いしている大賢者アザールはアーカーシャ端末を通じて衛兵たちに「芸術禁止令」を発動し、彼女ら芸能者を問答無用で始末しようとしたが、そのデータは直前にアルハイゼンによって「クラクサナリデビが脱走した」という偽情報にすり替えられていた。


鵜呑みにした衛兵たちはニィロウには目もくれず街へと駆け出し、最終的にディシア達にボロ負け。当のアザールも疑心暗鬼に陥った末にセノに捕らえられ、教令院は事実上無力化された。

彼女はこれら偽情報の発動を誘発するための実質的な陽動役であり、当然危険も伴うものであったが、臆せず堂々と一世一代の大役を全うしたのだった。

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