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概要

スメールの中心都市で、アビディアの森を北に抜けた先にある、超巨大な大樹「聖樹」と一体化する形で作られた樹上都市。

上層には草神の聖処や教令院が存在し、外周部には目抜き通りであるトレジャーストリート、大樹のうろにはグランドバザールなどが存在する。

施設

  • スラサタンナ聖処

草神クラクサナリデビの住まいと言われる場所。しかしここ数百年、草神の姿を見たことがある者は教令院の大賢者くらいであるという。

  • 知恵の殿堂

この世全ての知識が集うとも言われる教令院の大図書館。とはいえ現在は何かを知りたい者は「アーカーシャ」を使って知識をダウンロードしてしまうため、博物館じみた趣が強くなっている。

また、正当な手順で借りている限り本に注釈を書き加えても良いというテイワットの最高学府ならではの独特のルールがあり、中には歴代の学者や学生達の手によって原型を留めないまでに改稿された本もあるようだ。

  • 鍛冶屋シャムシール

寡黙な店主が鎚を振るう鍛冶屋。必要最低限の事しか喋らないため、鉱石の場所を聞きたい時にストレスフリーで助かるという旅人も。

ただし、スメールのマップが広大なうえに鉱石が地下にあることも多いため、マップに表示されている場所に行ってもなかなか見つけられず、別の意味でストレスが……ということもある。

後のVer.4.0でマップが階層ごとに表示されるようになったので、ある程度改善された。

  • メナケリーショップ

スメールシティでも指折りの宝石・骨董店。だが旅人が訪れたばかりの時は予約で一杯で売り物がない。諸法の森の奥深くにある「ヴァナラーナの夢の樹」が十分な力を取り戻す頃に訪れれば、旅人の役に立ちそうなものを揃えていてくれるだろう。

店が旅人向けの営業を開始してからは調度品の設計図や武器突破素材を「草の印」と交換してくれる。

  • プスパカフェ

おいしいコーヒーが楽しめる社交場。店主のコーヒーの出し殻を使った占いは下手な占い師より当たると評判。コーヒーのテイクアウトは出来ないが、コーヒーに合うスメール式スイーツとそのレシピを販売している。

  • ランバド酒場

自称・世界の海を股にかけた元船乗りのランバド氏が経営する酒場。彼の昔話はどこまでが真実か分かったものではないが、彼がスメールに焼き魚料理がないことを嘆いて作ったという名物料理「ランバドフィッシュロール」のおいしさだけは嘘をつかない。

  • レグザー庁

シティの警備を担うエルマイト旅団の筆頭部族「三十人団」の詰め所。旅団員は通常赤いスカーフを着用するが、彼らは緑色のスカーフを首に巻いている。

教令院の連絡官もここに詰めている。彼から旅団が手を回しきれない仕事を引き受けていけば、いずれシティの住人からの信頼を得ることが出来るだろう。

  • ズバイルシアター

グランドバザールにある劇場。ニィロウの本拠地。

最近は芸術を軽んじる教令院上層部からの弾圧が激しくなっており、少し前にとある方面から援助を受けるまではまともに舞台の修理を行うこともままならず半ば開店休業状態だったという。

  • ビマリスタン

シティ北にある診療所。アムリタ学院が運営しており、無償での診療を行っている。

住民の健康維持に貢献しているが、多忙極まる業務、その割にそこまで潤沢ではない人員、にもかかわらず医師の指示を守らず仕事を増やす患者が後を絶たない現状など、現場の医師の胃痛の種がそこかしこに転がっている。

余談

  • 都市の礎になっている「聖樹」は、マハールッカデヴァタが2000年前のスメール教令院設立の頃に草神の権能で芽吹かせた大樹であり、鋼のように堅く生命力に溢れており、一見現在においても衰える気配を見せていないが、万が一聖樹が枯渇しようものなら都市は壊滅的な大打撃を受けるため、教令院が定期的に根を管理・点検している。
  • マップ画面はトップビューなため、一見一箇所に施設が集まっているように見えるが、大樹を囲むように棚田のような幾層に及ぶ階層と螺旋状の回廊で形成されており、慣れない内は迷う事必至。開発陣の努力と苦労が見て取れる。
  • 今までと違って、スメールの釣り協会メンバーは近辺にいない。オルモス港の入り口にいるので、会いたければ川を下っていこう。

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