CV:三原じゅん子(『1』)、鶴ひろみ(『0』)、田中敦子(『極』)
概要
神室町の天下一通りに店を構える高級クラブ「セレナ」のママで、店は主人公・桐生一馬や錦山彰の憩いの場となっており、彼らの幼馴染である澤村由美がホステスとして勤務している。見た者は皆揃って絶賛するほどの美人で、尚且つ困っている人を放っておけない心優しい性格であり、桐生たち3人をまるで身内のように見守っており良き理解者となっている。
また、10年前から店は閑散とし、現在は顔馴染みが来る時だけセレナを営業している。後に由美の妹(と騙っていた由美本人)である美月を雇っていたことがあった。
劇中の動向
『1』では桐生の出所後は、自身が錦山のことを愛しているがために桐生達の動向を錦山に伝えており、後に桐生達を見たことで考えを改めて桐生達に自らが行った裏切り行為やその謝罪を置手紙で知らせ、自らの罪を清算するために錦山を殺そうとするが、錦山組若中・荒瀬和人に返り討ちに遭い、射殺された。その後、亡骸は田中シンジと共にサイの花屋によって回収された。セレナは麗奈の死により閉店となったが、『3』では新しいママが同じ場所で「ニューセレナ」という店をオープンさせた。
リメイク版の『極』では桐生が由美に指輪を贈ったことを羨ましがり、錦に指輪をねだるという明確に錦に好意を向けているというシーンや、その後、桐生が錦を庇い刑務所に収監された後は事態を知って錦山を責めるが、「錦山君 助けてあげられなかったの? 何もできなかったの?」という発言に激怒した彼に叩かれてしまうというシーンが追加された。
『0』では錦山が常連になってその縁で桐生とも知り合うことになり、その際桐生は彼女の美貌にたじたじになっていた。それからは桐生が堂島組に追われていた際は彼を匿い、傷の手当てをして錦山の情報を提供した。
その後、消えたマキムラマコトの手がかりである桐生を探しに現れた真島吾朗が錦山と戦った時には真島をガラス瓶で攻撃(真島曰く「ええスイング」)したり、錦山に回復ドリンクを提供したりと彼をサポートし、決着後はマコトが姿を消したことなどを伝える。
『ONLINE』では錦山の馴れ初めが描かれ、阿波野大樹のみかじめを強要されるが錦山の取り計らいで収めてもらい、その縁で錦山に惹かれることとなった。