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駄菓子屋ヤハギの編集履歴

2023/02/05 16:58:13 版

編集者:HIRO.T

編集内容:誤字修正、他

概要

正式名称は

駄菓子屋ヤハギ 異世界に出店します

カクヨム」および「小説家になろう」上で連載中のライトノベル。作者は「長野文三郎」氏。

メイン連載は「カクヨム」側で定期継続されている。「なろう」版は再録連載にあたり、こちらの継続ペースは不定期となっている。

アーススターより書籍化。

アース・スターノベルより書籍版が刊行。イラスト担当は「寝巻ネルゾ」氏。既刊2巻。

コミックアース・スターにて漫画版も連載中。作画は「仏さんじょ」氏。

ジャンルは異世界転移系で、いわゆるファンタジー世界で様々な効果を持つ駄菓子を売る「駄菓子屋」の能力を持つことになった主人公が、ヒロインや常連たちと織りなす物語となっている。

能力が能力だけに主人公に戦闘能力はないが、何かとトラブルに巻き込まれたり、ヒロインがヤンデレ(そしてポンコツという特徴がある。

主な登場人物

駄菓子屋ヤハギ

  • ヤハギユウスケ/矢作祐介

現代日本で事故死し、異世界に何故か駄菓子屋の能力を持たされて転移した日本人。

常連客やミシェルに助けられながらも「駄菓子屋ヤハギ」を経営していく。

上記の通り身体能力は一般人レベルなので、有事の際は攻撃魔法や召喚魔法の効果のある駄菓子やオモチャで凌ぐことが多い。

何だかんだで駄菓子屋をやっていることは信念を持っており、転売目的の買い占めなどは許さない。

度量の深い一面もあり、ミシェルの重すぎる愛を受け止め、何だかんだで上手くやっている。自分を罠にはめようとしたティッティーに関しても、ミシェルの妹である点や、マルコの心情を鑑みて最終的に助けている。

  • ミシェル

ある一件から物語開始当初は指名手配されている魔女。ナイスバディの美女だが魔女ゆえにオタク(研究者)気質の内向的な陰キャ(この世界の美女・美人の条件は「陽キャである事≒社交性」が最前提で「容姿(ナイスバディ)は二の次」になりやすい傾向がある)。

かなり愛が重いヤンデレ気質。少し好評価を聞いただけで靡く傾向を持つチョロイン。考えすぎた挙げ句にイロイロとやらかすポンコツ。これらの傾向は物語が進むにつれ改善の兆しを見せる部分もあるが基本的なヤバさは変わらない模様。

物語登場当初は正体を隠すため幻惑魔法を用いて鎧姿の男性騎士に変装しミネルバを名乗り、ヤハギとは男友達として接そうとしていた(が、好意はダダ漏れであったため、ヤハギは一時期、周囲から同性愛者かと疑われた)。

ヤハギがヤンデレであってもOKという性格だったこともあり、恋人同士となる。

チーム・ハルカゼ

  • メルル

駄菓子屋ヤハギの最初の客。ピンク色の髪が特徴。

ミラとコンビを組む新米冒険者。前衛を務める戦士系の少女。

くじ運が悪く、当たりくじ付きの駄菓子に挑んでは惨敗するのがお約束。

書籍版では、各章の合間に彼女の日記という形でメルル視点での幕間話が入る。

一応、チーム・ハルカゼのリーダー。

  • ミラ

メルルとコンビを組む魔法使いの少女。髪色は青。

メルルと共に駄菓子屋ヤハギの常連となる。

メルルとは逆にくじ運はいい。

書籍版では、表には出さなかったがヤハギに片思いしており、彼がミシェルと結ばれたときには密かに悲しんでいたことが判明している。

  • リガール

ガルムのパーティでポーター役を担っている若手冒険者。メルル、ミラに次ぐ駄菓子屋ヤハギの常連となる。ヤハギの駄菓子のサポートを得て攻撃魔法が使えるようになるなど少しずつ実力をつけ、のちにはヤハギによるダンジョン地図のマッピングに協力する事となった。

ガルムのチームが大所帯になりすぎたこともあり、メルルのチームに移籍する。

  • マルコ

ティッティーの幽閉先で働いている下男。

彼女の脱獄のため利用され、資金稼ぎのためにダンジョンに潜るようになり、駄菓子屋ヤハギの常連客となる。

くじ付き駄菓子の景品であり、超強力な武器である「伝説の釘バット」を当てたことにより、メルルたちにチームにスカウトされ、アタッカー役となる。

本来はティッティーに脱獄のための捨て駒とされるはずだったが、彼の思い人がティッティーと気付いていないヤハギのお節介で、彼女の心境が変化しだしていき……。

その他

  • ガルム

若手冒険者のリーダー格となっている青年冒険者。

駆け出しの初心者を集めてパーティを組んでおり、パーティ内では、実力がきちんとついた者を冒険の前線に、駆け出しの者を訓練生(ポーター等のサポーター職)枠に据えるファーム(一軍・下位軍)型の育成制度を取っている。若手への面倒見は、とても良い。

  • ティッティー

ミシェルの双子の妹で現王妃。こちらもスタイル抜群の美女だが、贅沢が大好きでそのためなら手段を選ばない悪女。

姉を罠にはめて指名手配にし、自分は王妃となり放蕩の限りを尽くす。当然、金目当てのため夫である国王には表面上はともかく全く愛情は抱いていない。

1巻の終盤でクーデターが発生したため国王とともに失脚、幽閉の身となる。その際、自分をブス呼ばわりしたヤハギに復讐を誓い、2巻ではそのために脱獄を企てるが、あることが切っ掛けでその悪意が徐々に揺らいでいき……

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