※副駅名が「天神」である西日本鉄道の駅については、西鉄福岡天神駅を参照のこと。
概要
天神駅は、福岡県福岡市中央区天神二丁目に所在する福岡市営地下鉄空港線の駅(K08)。
天神南駅は、同区渡辺通五丁目に所在する福岡市営地下鉄七隈線の駅(N16)。
共に九州最大の繁華街である天神に位置し、西鉄福岡(天神)駅との乗換え駅としても機能している。
空港線天神駅
1981年7月26日の部分開業時からある駅の1つ。明治通りと渡辺通りが交わる天神交差点の直下に位置する。
駅のシンボルマークは福岡市出身のグラフィックデザイナー、故・西島伊三雄がデザインしたもので、5つの丸を円形に並べ、菅原道真公を意味する梅の花をイメージしている。
駅構造
島式1面2線。改札口は天神地下街を挟んで東側に東口、西側に中央口と西口の3か所で、改札機は全部で42機ある。
後述の七隈線天神南駅へは、一回改札口を出て天神地下街を南へ徒歩連絡する構造になっているが、2023年3月27日からは、博多駅での改札内連絡に改められる模様。
七隈線天神南駅
同線の起点。なお駅番号が橋本駅基準なので、当駅を終点とする資料もある。
駅のシンボルマークのモチーフは、通りゃんせで遊ぶ子どもたち。グラフィックデザイナーの西島雅幸が、前述の亡父・伊三雄が生前に描いていた原案を元に完成させた。
駅構造
こちらも島式ホーム1面2線だが、現時点では1番線で乗客を降ろしたあと引き上げ線に入り、2番線で乗車扱いを行う。引き上げ線は3本あるように見えるが、左右2本は博多延伸後に本線となるためのもので、実際は中央の1本のみ。
ちなみに、橋本駅にも降車専用ホームがあるが、そちらでは車両基地への入庫をともなう一部列車の降車にのみ使われ、普段は1・2番線で直接折り返す。
利用状況
福岡市交通局によると、2020年度の1日平均乗車人員は空港線天神駅が51,286人、七隈線天神南駅が16,585人である。
天神駅は、福岡市営地下鉄で一番利用者が多く、2017年度には8万人を突破した。この数値は、横浜市営地下鉄ブルーラインの横浜駅を上回る。
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