左沢線とは、JR東日本仙台支社が管轄する地方交通線(ローカル線)である。
北山形駅(山形県山形市)から左沢駅(山形県西村山郡大江町)までの24.3Kmを結ぶが、運転系統上は隣の山形駅が起点となっている(計26.2km)。地元ではザワ線とも呼んでいる。
2024年の春、北山形駅から寒河江駅までの各駅でSuicaが導入される予定。
運用車両
キハ101
全線を通して上記の形式が使用される。ただしこの車両にはトイレが無いので、乗ってから済ませようとは考えない方がいい。しかも全車ロングシートであり、地元利用者(主に通勤・通学客)にやさしく青春18きっぷ利用者に顰蹙買いそうな車両である。
上記車両に加えて小牛田運輸区のキハ40系改造ジョイフルトレイン車両であるびゅうコースター風っこやふるさと、かつて当路線を走っていた真岡鐵道のC11-325牽引のSL観光列車が運行されることもある。
沿線風景
「フルーツライン左沢線」の愛称の通り、沿線の寒河江(さがえ)市は東根市と並ぶ山形県随一のさくらんぼの産地である。また晴れていれば出羽三山・葉山といった雄大な景色を見ることができる。
駅一覧
現在はすべて普通列車だが、1998年度までは快速が存在し、この快速は途中、北山形~羽前山辺~羽前長崎~寒河江~羽前高松に停車していた。
また、羽前高松駅にはかつて、山形交通三山線が接続していたが、国鉄分割民営化前に廃線になっている。
資料動画
前面展望
全線開通100周年記念