CV:戸谷公次(ドラマCD版)/東地宏樹(ドラゴンクエストライバルズエース)
人物
バラモス討伐のため世界を旅していたが、ネクロゴンド火山における魔物との死闘を最後に消息を絶つ。
後に大けがをし、記憶を失いながらも、異世界であるアレフガルドで生き延びていたことが判明。
そこで大魔王ゾーマの存在を知り、一人ゾーマの城に乗り込むが、キングヒドラとの一騎打ちに敗れ絶命(FC版のみ極稀に勝利することもあるが、その場合でも『力を使い果たした』として絶命するのは変わらない)。その様を息子(娘)に目撃されていたが、目をやられていたため自分を看取った者の正体を知らずにこの世を去った。
なお『小説ドラゴンクエスト』ではキングヒドラを含むゾーマ八魔将のうち四体までを討ち取っているが、小説版オリジナルキャラクターであるチコに倒されている(オルテガを火山の火口に突き落としたのも彼女)。またカンダタとも面識があったことになっている。
グラフィックは、FC版のエリミネーターの色違い、SFCリメイク版以降の軽装のダンディな斧使い(ライブスペクタクルツアーではこちらの姿に近いデザインとなっており、以降の作品の星ドラやライバルズエースもツアーの姿に準じている)、海外版FCドラクエ3にのみ登場する、鎧を着込んだ剣士の3パターンが存在する。
開発初期のデザインはリメイク後のような姿であったが、FC版の覆面マントにパンツ一丁のインパクトが強く、後年も(公式を含め)度々ネタにされている。ちなみにFC版における戦闘時以外のグラフィックは「あらくれ」の流用。容量削減のためとはいえ、ほかに選択肢もあるだろうに…また、SFC版のROM自体には覆面パンツマスクのグラフィックも入っていたりする。
ちなみに『少年ヤンガスと不思議なダンジョン』には、FC版と同デザインの「オルテ『カ』」というモンスターも登場する。
成長した息子に看取られ最期を迎える描写はDQ3のシナリオ上きわめて重要なシーンだが、リメイク後のDQ3では本編クリア後にオルテガを復活させる手段が追加されている。『ドラゴンクエスト モンスターバトルロードビクトリー』における「宿王誕生」(DLCのSPカード「やまびこのさとり」によるとどめの一撃)のエフェクトではキングヒドラ戦の直後にアッサリ蘇生している。
ドラゴンクエストライバルズエースでオルテガを演じた東地宏樹はダイの大冒険の2020年アニメ版のロン・ベルクを演じることが決定した。
なお、勇者の血縁者かつ自身も勇者だと断言されているのは、2021年現在でも彼だけである(ドラクエ2の王子・王女およびその親はあくまで『勇者の子孫』、ドラクエ5のグランバニア王は魔性の者なため)。
外部ページ
関連タグ
パパス:ドラゴンクエストⅤの登場人物。主人公の父親で勇敢な実力者だったが、息子を守るために命を落とす。
竜騎将バラン:ダイの大冒険の登場人物。大魔王の居城にて強敵と死闘を繰り広げるが、息子を守るために命を落とした。目をやられていたため息子の顔を見ることができず、また「父さん」と呼ばれたことも気づかないまま最期を迎えた。