データ
| タイプ | 不明 |
|---|---|
| レベル | 不明 |
| 属性 | 不明 |
| 得意技 | 不明 |
| 必殺技 | 不明 |
概要
『デジモンゴーストゲーム』の最終話第67話に初登場した新デジモンである。外見がアマテラスもしくは月読尊のような姿をしているのが特徴。
名前の由来は物理学にて『量子』を意味する『Quantum(クォンタム)』から。
作品での活躍
デジモンゴーストゲーム
「宙、瑠璃、清司郎、ずっと見ておったぞ。デジヴァイスは常に我と繋がっておるからのぉ」
「我は感情をデータをとして理解できても、その実感までは分からぬ…。共に暮らす事で人間の感情は影響を及ぼす…。我はデジモン達を送り込み、「人間の感情」なるもののデータを集めることにしたんじゃ」
CV:早見沙織
最終話となる第67話に登場。デジモンアニメシリーズでは今作が初登場となる（というよりも事実上本作のアニメオリジナルキャラ）。
デジタルワールドの大空に浮かぶ空中古代都市に住まうデジモンであり、本編終盤から存在が仄めかされていた、様々なデジモンが耳にした「声」の正体。
ブルムロードモンや、ブラックテイルモンらガンマモンの動向を監視するブラックデジモン達の上司でもある。
荘厳で畏怖かつ不遜な言動だが、飄々としていてフランクな性格。
消滅するシリウスモンと天ノ河宙との時間を1000/1に遅延させてデジヴァイスを通し語り合い、量子コンピューター以上の高い演算能力の持ち主。その能力を活かしてグルスガンマモンがばら撒いたGRB因子が起こす黒い浸食で甚大な被害を受けたデジタルワールドを隔離していた。
デジタルワールドと人間界双方の安寧な未来を実現させる為に、途方もない数のシュミレーションを繰り返したが、どれも「感情」によって理想とは程遠い破綻した結果に陥ってしまう。
本質的に理解できないが、予想外の行動をとる「人間の感情」に興味を持ったクオンタモンは、データを集める為に様々なデジモンを無造作に人間界に転送。人間を装いながらデジヴァイスVと言ったデジタル機器にゲートを開くシステムを忍ばせ、一定の感情のデータ量になった頃合いを見てデジタルワールドへと送還させたデジモンの解析を繰り返していた。
謂わば、今回のみならずこれまで発生したホログラム・ゴースト事件の間接的な元凶と言える。
宙「デジモン達を、将棋やチェスの駒みたいに……。まるで……“ゲーム”じゃないか…！！」
デジモンを(間接的に)駒の如く利用するクオンタモンの行為に宙たちの反感を買うが、飄々と「必要な事」と悪意をもって行動した訳では無いと証明。
そして、ガンマモンの精神に潜むグルスガンマモンが語る2000年後に訪れる「全てに終焉をもたらすもの」の脅威を感じ、人間界にいる全デジモンを強制送還させようとするも、蕀の道かつ僅かな可能性に希望と未来を懸ける宙達に興味を持ち、双方の世界の遮断された繋がりを復旧。
「ならば、その薄氷の如き未来、見事実現してみせよ。二つの世界の橋渡しとして、お主ら全員がリーダーとなり、デジモンと人間が共に手を取り合い暮らす…新しい国を作るのじゃ！…イヒヒ♪」
そして「彼らをリーダーに人とデジモンが共存する国を建国させる」依頼と同時に自身はデジタルワールドとは異なる未開拓の世界を与えた。
過去作品でいうならホメオスタシスやイグドラシルにあたる立場と思われる。
