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ピカピカの実の編集履歴

2023-04-20 13:36:06 バージョン

ピカピカの実

ぴかぴかのみ

漫画『ONE PIECE』に登場する悪魔の実の一つ。

概要

種類自然系
自然物
能力
  • 体を光に変化させ、光を操り、光速(秒速約30万km)で移動・攻撃ができる
  • 指からレーザービームを発射することができる
  • 指から強烈な光を放出し、「目眩まし」として使用することもできる
  • 質量のある巨大な光の剣を作りだすことができる
  • 光を応用すれば、「光速の体術」として強力な攻撃を繰り出すことも可能
弱点
  • 能力の性質上、光速は直線移動のみとなる
    • 光速による移動・攻撃は、周囲に頑丈な障害物などが存在していれば、遮断されてしまうため、それ以上進むことはできない
    • 頑丈な障害物が存在する等の環境で使用する場合は、光速による移動は、軌道を変えるために、反射を利用する等の使い方をする必要があり、完全な自由自在とはいかない
-
  • 熟練した見聞色覇気使いには、光速は通じない場面も多い

自然系悪魔の実の一つであり、作中屈指のチート能力(特に速度がチート)。


というのも「であると同時に粒子である」光となるため攻撃は全て突き抜けてしまい、音波などでバラバラにしても即座に再生する。

能力を光速として発揮する際は、一部挙動が光速となるため破壊力・機動力は抜群で、近接攻撃以外ではレーザービーム光弾を発射可能。

そのため、光速として発揮した際の攻撃は、頑丈な障害物が一切存在しなければ一瞬で遠く離れた場所まで到達する。特に能力者が使用する「光速の蹴り」は圧倒的で、頑丈な障害物に直撃すれば、着弾点で大爆発を起こす。


「光は秒速約30万kmの速さのため、能力者になれば即座に行える」と考える者も居るが、強者は能力も基礎戦闘力に依存して成立させていることが大きいため、たとえ強い能力でも使い手によっては力が殆ど発揮されないことも多々ある。

そのため、「光速」という先入観に囚われがちだが、これらも他の要素が大きく絡んでいるため、あくまでも使い手が超人的な心技体を備えている強者であるからこそ、行える芸当に過ぎないと言える。


さらに、光という特性上動きが直線的に限定される。しかし、光を屈折させることでデメリットはカバーできる模様。但し、直線移動に適した環境であれば、体を光に変化させ、そのまま光速で移動することもある。


  • 光速について

誤解されやすく、デマ情報も多く流出しているため、記述するが、「光速=1秒間あたりに約30万km進む」「光速=1秒間に地球を7周半する」というのは、あくまでも『光の性質等を全て無視した無条件での1秒間あたりに進む移動距離を計測した場合の数値』である。

例えば、「野球選手が球を投げた球速は、時速160kmにも及んだ」という文章を挙げるが、これは野球選手が球を時速160kmの速度で投げただけであり、本当に1時間以内に投げた位置から160kmも遥かに遠く離れた場所まで投げたわけではない。

つまり、光速の定義もそれと同様で、ただの比喩表現として扱わているだけに過ぎないのだ。そのため、能力を使用して光速として速度を発揮しても、本当にその通りの移動距離になるわけではない。さらに、光速を時速に置き換えれば、時速10億7900万kmという桁違いな数値に膨れ上がる。

詳細は『余談』を参照。


能力者

レーザーや光弾などの遠距離攻撃だけでなく、フラッシュによる目眩ましや能力で生成した剣による接近戦もこなす

しかし、レーザービームの多用など、海軍大将にしては能力頼みなところがある

事実、ONE PIECE FILM Zで、教官のゼファー「能力に頼り過ぎるな」と忠告されていたことが判明。


兵器への応用

ベガパンクはこの能力を解析し、小型のレーザー発射装置を開発。

バーソロミュー・くまやそれを模したパシフィスタに組み込んだ他、後にベガパンクの研究資料を読破したフランキーも「フランキーラディカルビーム」として実用化に成功している。


余談

ネット上に多く流出した全く根拠のない噂

能力者が能力を使用し、光速として発揮した際に、「本当は光速ではない」「遅い光速」「作中世界での光速」「光速ではなく高速だ」等のデマが多く広がっているが、作中の描写に加え、あらゆる公式資料などの情報では、はっきりと「光速」と明記されており、読者の主張は、作中の描写や公式情報には一切確認されていないため、これらの主張は、全く根拠のないデマ情報である。


  • デマ情報の拡大の原因

デマ情報が拡大してしまった原因は、読者が「光の性質の知識不足」「光速を根本から誤解している」等が大きい。具体的には、


  1. 光速は、「1秒間に地球を7周半して移動するものだ」「1秒間に"必ず"約30万kmも遥かに遠く離れた場所まで移動するものだ」など、光速の意味を根本から間違って理解している
  2. 能力者による「能力を使用し、光速として発揮した際の移動・攻撃」と「普通の移動・攻撃」の区別が全くできていない
  3. 移動距離の制御・発揮した能力のエネルギー量など、能力者を全く考慮していない
  4. 【アニメ・映画】アニメーションだけでの速度判断(※そもそも、アニメーションだけで判断することは、特に能力の設定上に大きな意味を持っていないため、判断材料としては扱えない)

等によって誤った判断をしてしまうことだ。

実際、このように定義を鵜吞みにしたことなどによって、根本から間違って理解しているファンがあまりにも多い傾向にある。


  • 光速の定義

デマ情報大量流出を巡り、ここでは光速についても解説する。

光速の定義は、秒速約30万km(正確には秒速29万9792.458km)である。恐らくデマ情報として流出してしまった理由は、多くのファンが「秒速約30万km」という巨大な数値に囚われ過ぎていることも原因の一つだろう。

そこで、もう少し理解しやすくするために、移動距離を限定する。つまり、「光速=秒速約30万km」と認識するのではなく、「光速=300mを0.000001秒で移動する」と認識すると良いだろう。


  • まとめ

光速による移動・攻撃は、能力者(能力の移動距離の制御等)・光の性質・周囲の環境・発揮した能力のエネルギー量にも大きく左右される。そのため、能力を使用して光速として発揮しても、移動距離は地球・宇宙規模にまで拡大しない。

これらを踏まえて、「光速=1秒間に地球を7周半する」「光速=1秒間に約30万kmも遥かに遠く離れた場所まで移動する」というのはただの比喩表現でしかないため、如何なる能力者でも本当に実現できる移動距離ではない

また、能力者は必ずしも能力を使用しているとも限らず、能力を使用していたとしても光速を活かした技を使用しているとも限らない(主な例は、「能力で作り出した光の剣」など)。他にも性質上、光は直線しか進むことができない。


関連タグ

ONEPIECE 悪魔の実 反則 チート

光属性

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