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概要編集

種類自然系
自然物
概要
  • 体を光に変化させ、光を操ることができる
  • 光を操って光そのものとなれば、光速(秒速約30万km)で移動・攻撃もできる ※1
能力
  • 体やその一部から光を弾丸のように放つ「光弾」として発射することができる
    • 光弾を無数に発射することが可能で、応用で発射したすべての光弾を自身の実体として分身を作り出すこともできる
      • 光の分身は、能力者の意志を反映しているので、自身の分身でも能力を扱うことが可能
  • 指から強烈な光を放出し、「目眩まし」として使用することもできる
  • 爆発などの攻撃を受けて、身体をバラバラにされても、体を光そのものに変化させ、光を粒子ごとに一点に集約させることで、再構成して身体を元の姿に復活できる
  • 質量を持つほどの「光」を使用することで、巨大な光の剣などの武器を作りだすことができる
  • 体を光そのものに変化させることで、光速で移動できる ※1
    • 自身が光そのものに化けることによって、直線距離をそのまま光速で移動できる
    • 反射を利用した光の道を作る予備動作を行い、その後に自身が光そのものに化けて、ある程度軌道を変えることができる「光の屈折」を利用した光速での移動が可能
  • 強い光をレーザービームとして発射する光速で攻撃することができ、一瞬で遠く離れた場所まで到達するほどの一直線上に延びる遠距離攻撃が可能 ※1
    • 体の一部を光に変化させ、能力者の体術の勢いを利用して光に変化した部位から光をレーザービームとして発射する併用技「光速の体術」として強力な物理攻撃を伴った光速での攻撃が可能 ※2
    • 指から光をレーザービームとして発射することができる
    • 強い光が貫通できない頑丈な障害物に直撃すれば、着弾点で大爆発を起こすこともできる
利点
  • 「能力者の見聞色の覇気+能力による光速」として発動し、相手の意志を早く読み取って先読みできれば、能力を発動する時間までの行動時間を短縮でき、移動時間の短縮に繋げることも利点なので、見聞色とピカピカの実は相性抜群である
弱点
  • 自然系の能力なので、「物理攻撃」や「弱点と覇気以外の攻撃」が通用しなくなるのは利点なのだが、特性が光なので、メラメラの実マグマグの実などのように、相手に直接触れさせることでダメージを与えさせるということはできない
  • 光は直線しか進めないため、光速は直線移動のみとなる ※1
    • 光速による移動・攻撃は直線にしか進まず、「頑丈な障害物の存在」「周囲の地理的問題」「能力者が使用した“光”の量と力」などの複数の要因が絡んできてしまうので、遮断されてしまう問題はどうしても避けられない
    • 直線移動に不都合な環境で光速移動を行うには、軌道を変えるために、反射を利用する予備動作を行う必要がある
      • 「光の屈折」を利用した光速の移動でも、「光は直線しか進めない」というデメリットがあることに変わりはないので、結果的にジグザグな軌道になってしまい、それでも完全な自由自在とはいかない
  • 光速による移動や攻撃が通じる相手は、あくまでも能力者にとって並大抵の者である場合の話なので、覇気を操れる基礎戦闘力が純粋に高い猛者には、光速による移動や攻防は通じない場面も多い ※3
    • 光速は「見聞色の覇気」で攻撃の意志を読み取ることでとらえられ、さらに基礎戦闘力が高ければ攻撃や移動を止めることが可能なので、強者相手には物理学の常識は通じない ※3
  • 「光弾」による自身の分身を形成することが可能だが、分身は光の虚像なので、攻撃を受けると消滅してしまう
(実の形等は不明)
(実の色は不明)
備考
  • 特性が「光」なので、他の悪魔の実の能力と比較しても作中最速の能力である
  • 「光速の体術」は、能力者は「光速の蹴り」を使用している ※2

※1 作中では能力者のインパクトのある描写によって、「ピカピカの実="直接的に"光速で移動・攻撃できる能力」と勘違いされがちで、その認識が一般化してしまったのだが、正しくは「自然物」の覧に記載している通り、「ピカピカの実=光の能力」なので注意。「光速」は、要はあくまでも光になったから行えることの一つに過ぎないということであり、光そのものになればその速度での移動や攻撃は可能。そもそも光の速さにおける「秒速約30万km」がどのようにして算出された値なのかということから考えて見るとしよう。この値は光が、本当に無条件(障害物も一切ない・光が減衰しないなど)で空気中・真空中を永遠に進み続けた場合を計算上で表したものに過ぎないのである。なので、実際にピカピカの実で行ったとしても『弱点』に記載されている光速の問題は、大元は「光」ということもあって、どうしても避けようがないのである。つまり、一般的になってしまった「能力者は本当は光速で移動・攻撃が一切できない」「能力者は光速を制御できない」などという主張についても、誤った解釈となる。

※2 「光速の蹴り」は、能力者の蹴りの勢いを利用して強い光をレーザービームとして発射する複合技だからという意味で、能力者がそのように呼んでいるだけ。なのでこの場合は、能力者は直接光速で行動しているわけではないので注意(光速で行動するには、自身が光そのものになる必要があるので、それは移動のみとなる)。

※3 『VIVRECARD ~ONEPIECE~図鑑』の公式資料のボルサリーノのページには、「光速」による移動や攻撃は基礎戦闘力の高い覇気使いであれば、十分対処が可能だと捉えられる内容がはっきりと記述されている。一方で原作ではないが、アニメ版でも「光速」などの視覚の能力を超えるスピードは見聞色の覇気によってとらえることが可能ということも明言されている。


解説編集

自然系悪魔の実の一つ。作中でも強力とされる能力で、食べた者は「光人間」になる。


最たる理由としては「であると同時に粒子である」光となる為に攻撃は全て突き抜けてしまい、音波などでバラバラにしても即座に再生する。


生み出した光は弾丸のように発射でき、そこから自身の分身も作り出せる。

そして、質量を持つほどの「光」を使用すれば、武器の生成が可能である。


強い光をレーザービームとして発射できる光速での攻撃が可能。その一方で、体を光そのものに変化させれば、光速で移動することも可能。

指や足からレーザービームを発射でき、能力の発展として光に変化させた部位は、能力者が行う体術(蹴り)の勢いを利用すると、レーザービームとして発射できるさらに強い光となる。その都合上、必然的に光速での攻撃となるので、抜群な破壊力を発揮し、近接攻撃以外では高出力でのレーザービームも可能。光速として発揮した際の攻撃は、一瞬で遠く離れた場所まで到達する。

自身が光になった場合は、光速で移動ができるので、抜群な機動力としても発揮可能。

ただし光の特性上、光速の動きは直線的に限定される。なので、周囲に頑丈な障害物が多く存在していたり、侮れない敵が邪魔をしていたりすると、遮断されてしまう可能性が高く、仮に遮断されてしまった場合は、光はそれ以上進むことはできない。このような環境は直線移動では悪条件となってしまう。

しかし光速移動に関しては、光を屈折させるとデメリットはカバーできる模様。もっとも、何もない平地などの直線移動に適した環境であればデメリットは無きに等しい。

また、光速が通用する相手は、並の者であった場合の話に限る。実際に強者が相手になれば、双方の実力の問題となるため、光速が通用するほどそんなに甘くない。覇気使いの実力者などが相手になると、光速は「見聞色の覇気」で容易にとらえられてしまい、しかも基礎戦闘力が高いと移動や攻撃は止められてしまうことも多く生じる(代表的な強者:レイリー・サンジ、原作以外も含めればゼファーなど)。このように、覇気を操れる強者が相手となった場合は、「光速による移動・攻撃の回避や防御が不可能」というこれまでの物理学の常識すらも通じない領域へと突入し始めるので、能力者は常識に囚われ過ぎていると痛い目を見る。


おまけに光化すると滑空するように飛行もできる等、汎用性が非常に高い。

更に自然系の為に光そのものの弱点や覇気による攻撃以外、物理的なダメージは一切通らないどころか、攻撃を当てることもできない。



能力者編集

海軍大将たる実力と熟練度の高さ故に高火力のレーザーや光弾の遠距離攻撃だけでなく、フラッシュによる目眩ましや光のレーザービームと蹴りの併用技「光速の蹴り」による肉弾戦、能力で生成した光の剣による白兵戦もこなす。特に「光速の蹴り」は圧倒的で、蹴りの勢いで発射された強い光は着弾点で大爆発を起こす。


兵器への応用編集

ベガパンクはこの能力を解析し、小型のレーザー発射装置を開発。

バーソロミュー・くまやそれを模したパシフィスタに組み込んだ他、後にベガパンクの研究資料を読破したフランキーも「フランキーラディカルビーム」として実用化に成功している。


余談編集

読者の間でも所謂「最強論議」に名の挙がる悪魔の実で、能力のポテンシャルの高さから「能力の強さ=能力者の強さ」というような理解に至ってしまう者も多いのだが、それは戦闘に関して全くの素人がよくやる考え。実はこのことに関して、「能力の強さとキャラクターの強さはイコールではない」と79巻SBSで明言されており、劇中の圧倒的かつ多彩な能力は黄猿の修練の賜物であり、海軍大将として実力や技量を備えているから。


もちろん能力そのものの利便性や性質等には格差があるだろうが、それはあくまでも悪魔の実の能力自体が持つそのものの強さに過ぎない為、能力者がそれを如何に強く効果的に発揮できるかについては全くの別問題。


作中にて悪魔の実の能力を発揮する強さに極端な差が出ているのは、能力の強さが能力者と密接に関係しているのも要因の1つとして挙げられる。

つまりどんな能力も、実力がそれに追いついていない状態で強く能力を扱ってしまえば、その持て余した力に振り回されてしまうだけになるし、能力者が能力の特性を正しく把握し応用できなければ、その能力のポテンシャルを効果的な運用・発揮は不可能。故に黄猿以外の一般の人間がピカピカの能力を得たとしたら、最悪の場合は全身が発光するだけの奇人で終わる可能性も0ではない。

そもそも、仮に「能力の強さ=能力者の強さ」とした場合、作中に登場したすべての悪魔の実の能力者は、ポテンシャルが高い能力を持っている能力者ほど強い傾向にある描写になるはずなのだが、そのような傾向は一切見られない。むしろ、ポテンシャルの低い能力であれながら能力の特性からは考えられないような強さになっていたりすることもあれば、逆にポテンシャルの高そうな能力でありながら、能力者に本来あるべきはずの力の発揮を妨げる枷があるせいで、能力を強く効果的に発揮できていないケースもよくある。


つまりイメージでは、強い能力を得ればすぐに強くなれそうではあるが、いざその能力を使いこなすとなると、能力者に様々な課題が突き付けられるので、能力を思い通りに扱うのは簡単ではないのが現実である。


実際に新世界の猛者たちは一見強そうには見えない能力を鍛え上げて強さに至っている。シャーロット家の三将星が好例。


関連タグ編集

ONEPIECE 悪魔の実

光属性

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