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ツノトンボの編集履歴

2023-04-30 20:39:25 バージョン

ツノトンボ

つのとんぼ

ツノトンボ科に属する昆虫、またはその中の1種のこと。名前に反してトンボではない。

概要

ツノトンボ(角蜻蛉)とは、ツノトンボ科に分類される昆虫の総称。同時にその中の一種 Hybris subjacens の標準和名でもある。中国語は「蝶角蛉」(トンボ)という。


見た目は名前の通り蝶の棍棒状の触角が生えたトンボのようだが、実はそれに反してトンボでも蝶でもなく、近縁であるウスバカゲロウと同じ脈翅目の昆虫である(この類自体も名前に反してカゲロウではない)。

大きな複眼を持つ頭は一見してトンボと似ているが、よく見ると長く毛が生えて、複眼が一本の溝で上下に分かれたようになっている。


姿だけでなく行動もトンボによく似て、実はトンボに擬態するのではないかともいわれる。

日中夕暮れに活動し、トンボと同様空中羽虫を狙う捕食者である。ツノトンボの英語名「owlfly」(フクロウの羽虫)はこの生態に由来する。

一部の種類は強烈な匂いを出して天敵から身を守る。


幼虫はウスバカゲロウと同様捕食性のアリジゴクであるが、形態・生態とも一般に知られるウスバカゲロウの方とは若干異なる。体は上下に平たく、体の縁辺部が歯車のように数多くの突起が生えている。巣穴で身を隠れをもせず、代わりに地表や岩、植物などの表面にカモフラージュしながら獲物を待ち伏せる。落ち葉や土中にを結んで化する。


関連タグ

昆虫 完全変態 脈翅目 アリジゴク

 羽虫

ウスバカゲロウ:近縁。

トンボ:他人の空似。

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