概要
Gシリーズとは、仮面ライダーアギトに登場するライダーのこと。
G3直系
G3-X
TV本編に登場するG3の強化バージョン。
詳細は該当項目を参照。
G3マイルド
『スペシャル 新たなる変身』に登場するG3の量産型。
G3-X同様オートフィット機能を搭載し、誰にでも扱えることを前提に開発された。劇中では試作の1機のみが登場。G3-Xのサポート、現場先行、被害者の保護などを目的にしている。
『HERO SAGA』にも登場する。
G3-オリジナル
放送当時発売されたプレイステーション用格闘ゲームにおいて登場したキャラクター。外見は通常のG3と同一だが、プレイヤーが武器をカスタマイズすることができる。
また、名称の「オリジナル」の部分はプレイヤーが変更することも可能。
G3-Xオリジナル
G3-オリジナルのすべての武器をフルチューンするとこちらに変化する。
系列機
GシリーズにはG1~G5とその派生機が確認されている。G3及びG3-Xとは異なる試行錯誤が窺える。
小沢の才能に恐怖するとんでもないものが混じっている上、それが敵に渡っているのはメタ的に仕方ないことである。
映像作品で存在が語られたシリーズ
G4
劇場版に登場する超高性能なG3の強化型。基本カラーは黒。眼は青色。
設計のみで封印されていたが、劇場版で自衛隊が奪取し、アギト&G3-Xを圧倒する。
アンノウンをものともしない凄まじい性能を持ち、Gシリーズ最強と呼んでも過言ではないが、装着員への負担が極めて大きく(詳細は項目に譲るが)端的に言えば長時間使用すると命を落とす。
さらに自衛隊が奪取した後に付け加えられた、予知能力者と連動することで未来視を可能にする機能もあるが、こちらも超能力者の死亡は確実であり、そもそも人間をG4を動かすためのパーツとしか考えていない超欠陥設計。ゆえに開発者の小沢からは存在してはいけないシステム、氷川からは呪われたシステムと切り捨てられている。
武装はM-01改、四式多目的巡航4連ミサイルランチャー・ギガントで、特にギガントは1発で数体のアントロードをまとめて撃破する高火力を誇る。
G5[pixivimage:414598:s]
最終回(第51話)で30人ほどが確認された、G5ユニットに配備されていると思われるGシリーズ。実は作中ではG5ユニットというチームが存在しているだけで、強化服のG5があるのかどうかすら不明。
ファンの間では人員の多さから、G3-Xの後継機かつ量産型の設計で、団体行動を取っているのではないかと言われている。
設定のみ
G1
GENERATION-1。つまり最初のGシリーズだが、実用化には至らなかった。
『HEROSAGA』ではG3以上に未確認生命体第4号(特に赤い4号)に近い姿で能力を忠実に再現した結果、人間には使用できないものになってしまったため倉庫に保管されていた設定で登場。
しかし、アンノウンに奪われた上、人間ではないアンノウンは問題なく使ってみせたどころか4号の再現性がかなり高かったのか、想定外の電撃によるパワーアップまで行った。
G2
こちらも実用化には至らなかった。
「てれコロコミック」の読み切りに独自設定で登場。
他のG系統とは何もかも大きく異なり、内部にキャノンやミサイルと思しき武装を満載したバイクという非人型にして非装着型なのが最大の特徴。どちらかと言えばG3やG3-Xが乗るガードチェイサーに近い系統である。
腕時計型コントローラーで命令を受けて行動する人工知能を搭載した無人機で、その性能はG3どころかG3-Xを上回り、氷川からも戦闘力だけならばG3-Xすら凌駕すると評されたほど。
しかし、人工知能の欠陥で行動中に命令を無視して暴走し、敵味方の区別なく手当たり次第に攻撃するという重大な欠点があり、実際過去に暴走して甚大な被害を出したらしく、警察庁第13研究所に封印されていた。
作中ではG3-Xをバカにする超能力者の少年にコントローラーを奪われ、案の定暴走。さらにはそのままアンノウンに奪取されてしまったが、激闘の末にG3-Xによって沈黙させられた。
『HEROSAGA』でも無人機とされている。
なによりの不幸は実作品を読めないことであり、欠番であることが時の経つほど拍車をかける。
また、のちの平成ライダーではバイクフォームを持ち、警察組織に属する仮面ライダーアクセルが登場している。
『HEROSAGA』オリジナル
G4-X
一時的に改修されたG3-X。アンノウンに強奪されたG1と戦うため、劇場版で破損したG3-XをG4のパーツで継ぎ接ぎして氷川が装着していた。
G4とは違って死ぬ危険はないが、装着員への負担がG3-X以上に大きい。