決戦!星の古戦場
だんいべ
設定
とある島では、かつて空の民と星の民との間で大激戦を繰り広げた古戦場が眠っている。そこは時期になると戦場で戦った幾億の星晶獣が目を覚まし、出てくるのだという。定期的に起こるその現象をかえって利用しようと考えた島の住民は、多くの騎空士を呼び寄せて、討伐数を競わせる祭りとしてこの現象を活用した。そして主人公達も、この祭りに参加する事となる…
概要
グランブルーファンタジーにおいて不定期に開催されるチーム対抗戦。通称団イベ。
基本的には敵をひたすら倒して貢献度を競いあう。戦わなければ生き残れないし、多々買わなければ生き残れない。
敵は主にEASY~HARD(ソロバトル)、VERYHARD~EXTREME、EX+、Lv90~100HELL(マルチバトル)からなる4段階のランクがある。
これらを(可能な限り)騎空団内で撃破していく事が重要。しかしHELLに関しては大変強く、そこそこの騎空団でも外部に救援を呼ばざるを得ない事も。特殊行動が多かったり、単発の攻撃力も痛い上に一部デバフを無効化する。特に100HELLに至っては一人での撃破はほぼ不可能(または割に合わない効率)な強さを誇る。その分得られる貢献度はそれらの比ではない。
基本的に「貢献度の競い合い」であり、上位者(騎空団)に報酬が出るというのもあり、エンジョイ勢はともかくガチ勢の騎空団に所属していると、このイベントにおける些細な失態で友情崩壊どころか団員追放、最悪の場合は団が崩壊すると言った惨劇が起こる事がある。更に言えば所属する騎空団だけでなく、全体の騎空団をまとめ4勢力に分かれるため、後述する順位予想も絡む事から、本気で取りに行く騎空団では一瞬の休みが命取りになる。また、上位に行くほど単一で戦況を変えることができないため、少人数の騎空団はそれだけで不利になる。段階的にHELLのレベルが上がる仕様が実装されてからは、本気で上位を狙う騎空団であれば常に最高レベルの魔物を狩り続けなければならない。諸事情によりついていけそうにない騎空士は、一度団を抜けるのも一考に入れるべき。
各トーナメントの開催時間も開きっぱなしなのでとても長く、予選は19~翌日の24時。本戦は7~24時まである。各開放時間の中に小休止のようなインターバルは無い(その代わり予選本戦前には丸々1日以上のインターバルがある。しかしこの間にも古戦場は開放され、個人ランキングが動く)。
目玉の報酬は「金剛晶」「天星器(特殊武器)」「ヒヒイロカネ」の3種類。特にヒヒイロカネというアイテムは一定数を使い切ると現実的な入手方法としてはこのイベントしか残されておらず、おどろおどろしたBGMと背景をホームに、ガチ騎空団はギスギスとした空気の中で寝る間も惜しんで血で血を洗う激戦に身を投じる事になる。なお、18年では「模様替え」が実装された為、BGMも古戦場の待機背景も自由に変えることが可能になった。
これらとは別に、普通にプレイしているプレイヤー向けに小粒の報酬もゴロゴロと並ぶ。
ストーリーイベントの4周目の規模の上、天星器があまりにもメイン報酬として輝くため埋もれやすいが、育成に必要なエンジェル武器や召喚石、大量のルピをガチャで手に入れることができる。また、2周目以降からはSR武器が特別なイベント(グラブルフェスや展示会イベントでの出店時限定キャラ等)でしか入手不可能だったペンギー(グラブル)やノイシュのキャラ解放武器となったため、フェスに足を運べない遠方の騎空士の救済がなった。
4勢力に分かれた様々な騎空団の勢力がどれだけ貢献度をとるかというレース予想もされており、撃破報酬で手に入るチケットを使って予想をする事もできる。正当報酬はなんと宝晶石。狙える穴は単勝と三連単の2種のみ。どんでん返しを信じて入れるか、安定の勝利を確信して入れるかは各々の自由。2019年5月からはレース予想が廃止されている。
ごくまれに季節イベントとして装いを新たにすることもあり、これまではハロウィンバージョンとして「幽幻の饗宴」、クリスマスバージョンとして「ホーリーナイトスペシャルマッチ」がある。それらに登場する期間限定キャラも同時期のガチャで登場する。2017年では季節イベントが行われていなかったが、2018年のバレンタインで季節イベントが復活した。
コラボとしてアイドルマスターシンデレラガールズやスレイヤーズバージョンも登場している。
実はこのイベントを基にしたCMが作成されている。現在はyoutubeのcygameの公式アカウントから閲覧可能。
17年2月に大幅なテコ入れがされ、
- 今まで団内のメンバーでないと挑めなかったHELLを全体に流すことができるようになったため、クリアだけなら誰でもできるようになった事
- HELLがガチムチマッチョではなく、属性別におのおの特殊な星晶獣が相手するようになった事
- 獲得貢献度の調整
…と色々と調節された。
挑む敷居自体は低くなり、初心者でも順位報酬以外の報酬を得られるようになり、古戦場を楽しむ要素が増えたが、その自由度の分戦場を苛烈にさせる燃料となったのは言うまでも無い。
18年8月からは本戦の日数を4日に短縮し、5日目は新たに「ゼウス」か「ハデス」のどちらかと戦う「スペシャルバトル」が用意された。非常に強力だが、団全体で倒せば特殊な報酬を手に入れることができる。また、このスペシャルバトルでは元々の弱点となる闇と光属性以外では「その古戦場で有利に戦える属性」にも耐性がない。
2022年9月開催からは勲章で交換可能なトレジャーの一部で変更が行われ、200個コースが100個にレートが引き下げられ、勲章30個コースが新設、150個コース、100個コース、10個コースが廃止という事で内容の入れ替えが行われる事になった。
HELLの星晶獣一覧
※2月以降の古戦場リニューアル以降のみのHELLボスを記載。
※プロデューサーの話によると、六属性を一周した場合、ヘルの担当星晶獣が入れ替わる事になる。また、太字は既に召喚石として登場した星晶獣(登場したもの派生も含む)。
1周目
2周目
3周目
4周目
土: | 火:煉獄カツウォヌス |
風:シャインホーク・ガルラ | 光:アドラメレク |
闇: | 水: |
5周目(闇以外は刻印シリーズで固められている)
6周目(セキトバシリーズで固められている)
7周目
余談
ほとんどの騎空団は21時から24時のうちの2時間をアサルトタイムに指定(例として21時からと22時の2時間)しているため、21時に寝る人には古戦場においては不利といえる。逆に朝から古戦場を走る朝活というのも存在していることもあってか、一長一短と言えるかもしれない。
セスランス、スノウホワイト、テュポーン、フレイ、ツクヨミ、ヴァルナ、エッリルはこの登場でボイス付きとなる(ただし召喚演出での声は追加されない)。
ボンボン・ポニーはバレンタインデーで行った古戦場に合わせて登場した特殊ボス。この回に限り、妖しい臓肉が妖しい黒片、グラッジチャンクがソリッドチョコレートへ変更する。
毎月必ず開催されるように思えるが実際は未開催の月もある。加えて日程調整は開催よりかなり前から行われている為、期間中に何かあっても無闇に中止が出来ないとの事。
(この辺の事情については下記のジオの項も参考の事)
後に古戦場とローテーションを組むような形でドレッドバラージュが2020年から行われている。
なお、テレビアニメ版2期では古戦場に登場した星晶獣が登場し、更にはゲーム版では記念配布されているという展開が起きている。第1話のテスカトリポカ、第2話の雷霆公はどれもガチャSSRの配布という超展開なのだが……。
※1:2021年1月の闇古戦場では、本来予定していたナイアルラトホテップではなく、ティラノサウルスになった。こちらに決定した経緯は年年歳歳にて。
※2:2022年1月の光古戦場では、ボスがアルテミスに変更はないのだが、集めるグラッジチャンクがきのこの山かたけのこの里に変更される。その詳細は2021年版と同様に年年歳歳を参照のこと。最終的にはたけのこが勝利し、戦貨演出などもたけのこになった。
関連項目
- グランブルーファンタジーのイベント一覧
- 四象降臨
- 星晶獣
- バトルロワイアル
- 死屍累々
- アーカルムの転世 何故か、HELLのボスは暫く時間が経つとこのイベントのマップに普通の敵として登場する
- 星の獣のレゾナンス オフシーズンの古戦場を舞台としたミニゲームが実装予定。「オフシーズンの古戦場」は一種のパワーワードとしてyahoo!のトレンドにもあがった。
- ジオ(グラブル) 上記イベントに登場した人物。その正体は古戦場にも関係しているとの事だが……詳細は該当リンクにて。(シナリオネタバレに注意)
- ドレッドバラージュ 古戦場とのローテーションを想定したイベント。このイベントでも勲章を入手することが可能。
- ティラ(グラブル) 古戦場におけるティラノサウルスは彼女が復元した個体であることが判明した。後に年年歳歳においてデータを収集したティラノサウルスが登場する。
- マック古戦場 過去に行われたリアルイベ。古戦場以上に激戦区だった。
- ONE_PIECE_FILM_RED_to_BLUE:2022年9月の水属性有利古戦場の後に開催されるグラブルコラボ。
- スーパーアルティメットバハムート 古戦場1位が6人集まっての攻略配信がスーパーアルティメットバハムートが追加されたその日に行われた。そのためか「古戦場1位6人」がtwitterトレンド入りする。
- シャングリラ・フロンティア 古戦場上位プレイヤーの一部が宣伝したことで、古戦場とシャンフロが結びつけられたことがあった。詳細は各自検索の事。