「今、息の根を止めてあげるわ…。悪魔よ…来なさい…」
「あなたの命の始まりと終わり、私がその身に刻んであげる…」
「万能薬たる天上の露…これをあなたに差し上げましょう…」
CV:林鼓子
概要
『モンスターストライク』に登場するモンスター。超究極・魔刃シリーズ「愛情を憎みし暗殺の魔刃」のクエストで入手できる木属性の降臨モンスター。
名称は通常の進化が「呪われし暗殺の魔剣 アゾット」、超究極・封の進化が「放たれし賢者の魔剣 アゾット」となっている。
設定
「愛などにうつつを抜かすからそうなるの…自業自得ね…」
「どうして…あなたの愛はそんなに真っ直ぐなの…」
元々は医師であるパラケルススに仕えていた剣の精霊。しかし、彼が錬金術や悪魔儀式に傾倒、狂人に変貌し、世俗から身を置くようになったことでアゾットに依存するようになる。その異常で歪んだ重い愛により呪われ、理性を失い、パラケルススの下を離れて彷徨っている。愛を憎み、愛ある者を無差別に殺す冷酷な暗殺者。
戦闘(暗殺)の際は胸の宝石から短剣を抜き、体内に封印している幻惑の力を持つ悪魔を呼び出す。
「どうか自分を信じて…あなただから私は…」
「炎の如き情熱で私を必要としてくださるなら…この身を以て応えましょう…」
ストライカーとの戦いで、真実の愛に目覚めて理性を取り戻す。恩返しにとアゾットと悪魔の魔力を合わせて作られた万能薬をストライカーへ渡す。そして自身の行いを悔い、贖罪の為にストライカーに協力している。いずれはパラケルススの元に戻り、彼を正そうと考えている。
余談
- アゾットは錬金術や賢者の石との関わりが深い。アゾットより前に実装された『鋼の錬金術師』の主人公であるエドワード・エルリック(及びアルフォンス・エルリック)も木属性だが、狙ったものかは不明(ちなみにお父様は反属性である水)。
- また、エドワード自身もアゾットがモデルと思われる錬成剣を使用している。
- なお、アゾットの元主であるパラケルススの本名は「テオフラストゥス・フォン・ホーエンハイム」であり、ヴァン・ホーエンハイム(火属性)と同じ家名を持つ(というかモデルと思われる)。アゾットの台詞にも「炎」というワードが出ているが、ホーエンハイムよりアゾットの方が先に実装されているため流石に偶然だろう。