演:松風雅也
概要
他の志葉家の人間が着物が多い中で、彼は普通のカジュアルな服装である。ある事情からその顔は終盤まで隠されていた。
非常に立派な当主だったらしく、先代のシンケンジャー達は勿論だが日下部彦馬や丹波歳三や黒子の小松朔太郎からも慕われていたらしく、彼の死後は彼を守れなかった後悔と喪失感から、小松や先代シンケンピンクの白石響子らは心に傷を負い、志葉家からは離れてしまった。
300年前に渡る外道衆との激しい戦いの連続で年々当時のシンケンジャーは追い込まれ、そんな中で彼も先代シンケンジャーを率いて外道衆と戦っていたが、とうとう血祭ドウコク自身がこの世に出てきてしまい、彼が率いる部隊が志葉家の本拠地を発見して攻め込んできた為にそれを迎え撃つ。
先代シンケンジャーの家臣達が次々と倒れる中で彼もドウコクの攻撃で瀕死の重傷を負うも、最期に己の命と引き換えにして「封印の文字」を使いドウコクを封印して絶命した。
しかし、他の歴代当主と同様に彼も封印の文字を完全には習得できておらず、それ故に十数年後にドウコクは復活した。生前は自分がドウコクを封印してもいずれ復活する事や、自分では最早封印の文字の完全な習得には間に合わない事を察し、次代の当主にその完成を託そうとしていたが、このままでその成長すら間に合わない為、丹波の発案もあってある策を講じる事となる。
当初は、当然ながら彼が主人公である十八代目当主・志葉丈瑠の実父だと思われていたが…ネタバレ注意
余談
演者の松風氏は『電磁戦隊メガレンジャー』では並樹瞬/メガブルーを演じている。
後に『獣電戦隊キョウリュウジャー』では怨みの戦騎・エンドルフを演じている。
関連タグ
志葉烈堂:初代志葉家当主であり初代シンケンレッド。彼の直系の祖先なのだが、力の及ばない強大な敵を封印したり、自身が成せなかった事を次世代に託そうとするなど行動や考え方が近い。ちなみに演者が過去にスーパー戦隊の戦士(しかもどちらもブルー)を演じている事も共通している。