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概要

日本の双子の漫画家姉妹。高知県出身。以前のペンネームは、上北沢ふたご上北姉妹上北双子。本名は姉が上北 実那(かみきた みな)、妹が上北 希沙(かみきた きさ)。8月11日生まれ。

笹川ひろしに師事し、タツノコプロ作品のキャラクターデザインを経て漫画家に転身した。オリジナル作品(赤塚賞準入選の経歴がある)を出した後、現在の活動はTVアニメのコミカライズがメインになっている。

プリキュアシリーズには初代作からコミカライズを担当しており、なかよし掲載作らしい可愛さに溢れつつ、プリキュア同士の友情がしばしばメイン読者の女児には理解不能な域で描かれるため、大きいお友達からは「ふたご神」と崇められている。

プリキュアシリーズでは『ふたりはプリキュアSplash☆Star』がお気に入りらしく、作者コメントでは隙あらばを書き込んだりしている。

故郷である高知で執筆しており、原稿はデータで編集部に送っている(トーン貼り付け等の仕上げをPC上で行っていると明かしていることから)。

TV等のメディアへの出演はあまりないが、2017年4月10日からはTwitterでの活動を開始している(アカウント自体は、2010年12月頃に愛猫『いなり』の名義で登録していたもの)。

10+60=プライスレス!

プリキュアファンからの評価の高さにもかかわらず、コミカライズ作品は長らく『ドキドキ!プリキュア』以外の作品が単行本化されていなかった事で、新規ファンが旧作コミック版に触れるにはなかよし本誌のバックナンバーや重版の掛かり難い「おはなしブック」を探さねばならない、という非常に高いハードルが存在していた。

しかし、2014年が「プリキュアシリーズ10周年」、翌2015年が「なかよし創刊60周年」のメモリアルイヤーとなる事を記念し、第1作をまとめた正式な単行本の刊行が『プリキュアコレクション』の名前で遂に決定。

限定ボックスセット…ではなく、単品の定番商品として2014年12月~2015年3月にかけ順次発売されている(『ハピネスチャージプリキュア!』も最終月にラインナップ)。

なおその後、『Go!プリンセスプリキュア』以降も単行本化され、『ドキプリ』以降のシリーズは定期単行本化となった。単行本化の際は書き下ろしがふんだんに追加されておりファンには嬉しい逸品である。

なおあまり意識されることは少ないのだが、プリキュアシリーズのメディア展開に最初から途切れなく関わってきた人物は2021年現在では上北ふたごと青山充しか残っていない。これは東映アニメーションが新陳代謝を意識してスタッフの入れ替えを行うためなのだが、上北も青山もフリーの立場なために逆に長く関われているとも言える。

外部リンク

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