概要
日本テレビで放送されていたバラエティ番組『スーパーJOCKEY』のコーナーの一つ。
PRをしたい挑戦者が登場し、「熱湯風呂」に入った時間だけ宣伝することができるという企画。
ルーレットで熱湯風呂に入る人が決められ、挑戦者以外が当たった場合は
その場で設置された更衣室で水着に着替える「生着替え」が行われた。
アイドルやタレントが挑戦者になることも多く、水着が取れるアクシデントや
芸能人の体当たりの姿などが番組の名物となった。
また総合司会のビートたけしやレギュラーの蛭子能収が入らされたこともある。
(コーナーのオープニングアニメのキャラは蛭子能収によるもの。)
凄いのはこれが深夜番組ではなく日曜の昼に放送されていた事である。
流れ
ルーレット
挑戦者の紹介・挨拶の後、誰が入るかで挑戦者がルーレットを回す事になるがルーレットで当たる候補には宣伝に来た挑戦者(ルーレットには「本人」と表記される)はもとより、殿(ビートたけし)やたけし軍団、若い女性タレント・グラビアアイドル等が名を連ねている。
基本的に挑戦者に当たる確率が高く、そもそも挑戦者の場合は当たるマスが広く取られるケースも多い。
着替え
着替えるメンバーがルーレットで選ばれた後、水着を選んで生着替えを行う。場合によってはブルマなど水着以外の衣装に着替えたり、その場で脱いで予め下に来ている水着やランジェリーで挑むケースもある。
開始当初は別の場所で着替えていたが、途中から丸く囲まれたカーテンによる簡易脱衣室で生着替えを行うようになり、さらに制限時間(男性は基本30秒、女性は大体60~50秒)が付いて制限時間が過ぎるとカーテンが落下するシステムや真上からの遠目の固定カメラが定着した。
残り時間30秒を切ると切迫したBGMが流れ始め、残り時間10秒切った後は生着替え失敗に備えて陰部や胸部を隠す為の白いタオルが投げ込まれる。
制限時間終了(着替えが間に合ったらその時点で)でカーテンが落下し、その後は回転床(ガダルカナル・タカ曰く「しだるまタイム」)に乗って水着姿を披露する。
また後期には白くぼかしたガラス張りのスケスケ生着替えボックスも登場している。
入湯
透明な浴槽に入れてある熱湯に入る事になり、入湯出来ていた秒時間で宣伝時間を決める。
熱湯の為、長時間耐えるケースは少なく一度浴槽から出た後にもう一度入る事もあり。
お湯の温度は57℃で、通常のお風呂の温度が41℃なので非常に熱く感じるが、上限の30秒程度の短時間なら火傷の心配はない。むろん安全上、本物の「熱湯」(100℃)が使われる事は無い。
宣伝
入湯した時間の分(上限は30秒)だけ、挑戦者は宣伝する事が可能で時間が過ぎれば問答無用に強制終了となる。
また時間に余裕がある場合は別の挑戦者による2度目を行う事がある。
ハプニング
若い女性の場合、最も多いのは制限時間内に水着への着替えが間に合わない(大体はビキニのブラがつけられなかった)というケースで、その際はタオルを巻いて入湯する事になる。(女性アシスタンドがフォローする形でカーテンを抑えたり紐を付ける時間を与えられたりする事も)。水着を着たが下着が外れていない、ビキニのパンツが逆という場合もある。
着替え中の場合は脱衣室のカーテンがめくれて下着が見える、上から何も付けていない状態での胸が少し見える等のケースがある。
入湯の際は着替えが間に合わず胸をタオルで隠した状態で入湯し、浴槽から出た際にタオルがはだけてしまい、回によっては片方の乳房が半分見えてしまう事もあった。
松村邦洋が制限時間以内に着替えることができず、全裸状態でカーテンが落ちたこともあった。
入湯した有名人
熊切あさ美(24時間テレビ)
小阪由佳(24時間テレビ)
はるな愛(24時間テレビ)
小島よしお(24時間テレビ)