概要
服の下に水着を着ているキャラクターのイラストに付けられるタグである。
性別、服装や水着の種類は基本的に問わないが女性キャラクターのイラストで投稿されることが多い。
服の下に水着を着る行為について
プールや海水浴などに出かける際に着替えの手間を省く、目的地に更衣室が無いという理由で自宅(またはホテル等の出発地点)で下着の代わりに水着を着用してその上から通常の服を着るという手段が老若男女問わず取られる。
特に小学生ぐらいの頃、学校の授業の水泳がある日に「水着に着替えるのが面倒」「水着を忘れる(盗まれる)のが嫌だ」「一時間目がプール授業」などという理由でしていた紳士淑女も多いかと思われる。
(過去に教育の現場では水着を忘れた生徒に全裸か体操服で水泳の授業を受けさせたケースがあった……らしいので「水着を忘れる」というリスクを確実に減らせる)
またビーチファッションとしてはパレオを組み合わせたコーディネートが定番であるが、こちらは学校の制服など服装の種類は問わない。
こうした背景から「夏」を表す象徴として「服の下に水着」という表現も使われる。
著名なキャラクター
アマガミの七咲逢、ポケモンSMのスイレン(トレーナー)が服の下に水着を着用しているキャラクターとして有名である。
↑特に七咲逢は原作のゲーム中にスカートの下の競泳水着を見せつけるイベントがあるため「スカートをたくし上げて水着を見せる」イラストが多い。
「ハイスクール・フリート」の「#7嵐でピンチ!」
ハイスクール・フリート(はいふり)の第7話「嵐でピンチ」で宗谷ましろが座礁した商店街船「しんばし」の救援に向かう際に制服の下にスク水(※オリジナルデザインのいわゆる新スク)を着用して参加しており、ダクトを通じて脱出する際スカートが引っかかってしまい脱ぎ捨てるシーンがある。
(※メタ的な視線で考えると「スカートを脱ぎ捨てる」シーンが欲しかったが、パンツだとマズイので規制したのか?と邪推してしまうが、もし万が一海に落ちたことを考慮して水着を着用していたとも考えられる)
「金田一少年の事件簿」の「血染めプールの殺人」
変わったところでは金田一少年の事件簿の「血染めプールの殺人」(アニメ版では「逆転不可能! 七瀬美雪の殺人容疑」)で
被害者の「千吉良澪」が殺害される直前に金田一一にある事情でパンツをスリ取られるのだが実はこれはパンツではなく水着(ビキニ)だったのだ。
なぜ、「千吉良澪」が服の下に水着を着用していたのかネタバレを含むため気になった方は実際に見て欲しい。
「ドールズフロントライン」の「SPP-1」
ドールズフロントラインの戦術人形SPP-1(ドールズフロントライン)は「水中拳銃」であるため白いビキニタイプの水着を着用している。
スキン「粉雪」では暖かい衣類を着用しているが重症時には忌々しそうに衣服を全部脱いでいるような状態になるので服の下に水着という状態であると考えられる。
着用派について
女性用競泳水着やスクール水着に性的嗜好を見いだす者の中には着用派と呼ばれる層が存在するが
その中に下着として日常的に水着を着用する行為を行う者も居て必然的に「服の下に水着」を着ていることになる。
↑着用派を表した作例ではないが、世の中にはこんな感じで日常生活を送る着用派もいるらしい。
類似
セラスク、水着ジャージ等に見られるように水着の上に衣服を羽織るイラストもあるが、こちらはズボンやスカートといったボトムスを着用している差異がある。
またスクチラはスクール水着版のパンチラであり専用のタグとして存在する。
潜水艦にスカートはかせてみたシリーズ
艦隊これくしょんの潜水艦娘はだいたい水着を着用しているが(セラスクともいう)が更にスカートを穿かせて実質的に「服の下に水着」の状態の二次創作が存在する。
詳しくは潜水艦にスカートはかせてみたシリーズを参照。
ありがちなこと(フラグ)※R-18要素あり
よくある話として替えの下着を忘れてしまい(あるいは下着を盗まれて)
帰りはノーパンノーブラで恥ずかしい思いをしながら帰宅する……という失敗(またはいじめ)がある。
成年コミックの類だとそのキャラクターが性を意識する原点だったり、そこから羞恥プレイ野外露出に発展したりする。
↑そうした出来事を端的に表現した作例
また水着は隠す範囲が下着程度でありながら「他人に見られる」ことを前提としたウェアという性質を生かして男性キャラクターに女性キャラクターが「下着を見せる」フリをして水着を見せて残念がらせるといったシチュエーションもよく見られる。
↑典型的な「スカートの中の水着を見せる」という作例
↑こちらは水着の上に下着を重ね履きして「安全に下着を見せつける」という稀有な作品。
極端な例ではワンピース水着(スクール水着競泳水着)を着用していたために脱衣に手間がかかり失禁というイラストもある。
余談
コロナ禍の余波
2020年からCOVID-19の世界的流行により感染原因の一つとなる密室空間である更衣室の利用が躊躇われる事となり、自宅などで事前に水着を着用して来場するといった防衛策が呼びかけられる事例が見られるようになった。
どちらかと言えば「横着な手段」であった行為が衛生面で推奨される行為に変化する稀有な事例である。