概要
ここではソーシャルゲームとして開始したメディアミックスプロジェクト『アイドルマスターシンデレラガールズ』の用語について述べる。
当初はコンテンツの略称の1つとして俗的に使われていたが、後に公式用語としてキャラクターの称号を指す言葉となった。
ゲーム内では、AKB48のように登場アイドルを対象にした総選挙が毎年行われ、その中でトップの得票数を獲得したアイドルに[シンデレラガール]の称号が贈られる。
[シンデレラガール]となったアイドルは、特別仕様のSRカードが登場し恒常ガチャで手に入れることができるようになるほか、公式コンテンツにおいて様々な恩恵を得られる。具体的には以下の通りである。
11周年には総選挙が行われなかったため、一部の特典は第2回ドリームユニット決定戦優勝のブルーナポレオンが代行した。
- 特別仕様(クリスタルカラー枠)のSRカードが限定ガチャに登場、後に通常のプラチナオーディションガチャで手に入るようになる。イラストの特徴として、特訓後がシンデレラをイメージしたクリスタルカラーのドレスをまとい城を舞台としてグラビア撮影を行うというシチュエーションであることが共通している。(ソーシャルゲーム版シンデレラガールズの最高レアリティはSRである)
- 上記をテーマにしたシンデレラガールズ劇場が一話追加され、単独での出演となる。
- その年のコンテンツ周年記念イベント「アイドルプロデュース the Anniversary」の上位報酬[アニバーサリープリンセス]としてSR化。
- 選挙上位陣によるユニットという形で新曲CDが発売され、1位なので当然歌唱する。(第2回から)
- これに伴い、選挙開始時点でCVが付いていない場合、CVが付与され、比較的早い段階でボイスを聞くことができる。
- スターライトステージで12月31日に開催される『オールスターカウントダウンLIVE』の報酬衣装をテーマにした劇場わいど☆が一話追加され、主役を務める。
- モバマスのアイコンがその年のシンデレラガールと「○○周年」の文言になる。
- その他、グッズなどメディア展開においてはある程度優遇を受ける。
また、コンテンツ自体も当初は(古くからのアイマスユーザーにさえ)注目度が低かったが、様々なメディア展開を通じて商業的にも成功を収めており、多くの萌え系コンテンツの中でも知名度・話題性を飛躍的に上げている。それに伴って、100人以上の新規登場キャラクターも、個々に大きな差はあれどその知名度と人気の高さにおいてめざましい成果を挙げている。
これらのことからも、コンテンツを象徴するキーワードとしての意味合いを持っているといえる。
pixivにおいては、公式の[シンデレラガール]を象徴するイラストや、未だ[シンデレラガール]になれずも担当Pの祈願を込めてSRカードをイメージして描かれたイラストにタグがつけられる。
歴代シンデレラガール
第1回(2012):十時愛梨:シンデレラダンス | 第2回(2013):神崎蘭子:シンデレラマジック |
第3回(2014):渋谷凛:シンデレラソング | 第4回(2015):塩見周子:シンデレラアイズ |
第5回(2016):島村卯月:シンデレラスマイル | 第6回(2017):高垣楓:シンデレラウィング |
第7回(2018):安部菜々:シンデレラフレーズ | 第8回(2019):本田未央:シンデレラチャーム |
第9回(2020):北条加蓮:シンデレラハート | 第10回(2021):鷺沢文香:シンデレラブライト |
雑記等
ソーシャルゲーム版終了後に開催された回顧展覧会『ありがとうが集まる場所』ではオーラス前に歴代シンデレラガールのシャドーボックスが展示され、またアニバーサリープリンセスの特訓前後がそれぞれポストカードセットとおみやげお菓子のパッケージに使用された。
アニメ版『アイドルマスターシンデレラガールズU149』では第1芸能課オフィスの壁に歴代シンデレラガールのポスターが掲示されている。作中ではこれがどのようなものでどのような意味なのかは一切触れられていない。
関連タグ
卯月ちゃんマジシンデレラガール 楓さんマジシンデレラガール ちゃんみおマジシンデレラガール
ココカラミライヘ!:初代から10代のシンデレラガールが歌唱した楽曲。
プリンセス・オブ・テン:初代から10代のシンデレラガールの衣装。