「幻獣に認められて契約できるように修練に励もうじゃないか。俺達は兄弟弟子なんだからな」
DATA
身長: | 50m |
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体重: | 5万t |
CV: | 石田彰 |
概要
宇宙を渡り歩く武術家で、コスモ幻獣拳の強さに憧れてマスターアルーデの門下生となった。
スピカ曰く、何度断られてもしつこくアルーデやインストラクターフォロスに頼み込んだ結果、両者が折れて弟子入りを許されたというものらしい。
角の付いた兜に甲冑を身に着けた、どこかウルトラ戦士を思わせる外見の持ち主。
ウルトラマンレグロスとは、同じ時期にD60星に来た兄弟弟子同士であり、スピカも含めた3人で特に親しい仲を築いていたが、アルーデが宿すコスモバッファローの力に執着めいた興味を抱く等、何やら危なげな様子も見せている。
マグマ星人侵略軍との交戦時は、宇宙を歩き渡ってきただけあり、マグマ星人の軍団と渡り合っている。
余談
演じる石田氏は本作への出演を以て三大特撮を制覇することとなった(またスーパー戦隊シリーズでは『獣拳戦隊ゲキレンジャー』にてバエを演じているが、奇しくもコスモ幻獣拳はあちらと同じく動物をモチーフにした拳法である)。
着ぐるみはウルトラマンオーブ・バーンマイトの改造と思われる。
裏切りの幻獣闘士?
名前や外見の類似点等(特に角の部分)から、その正体は現時点で確証に至る情報は無いが、本作の登場が事実上確定しているアブソリュートディアボロがコスモ幻獣拳を会得する前の姿、或いは彼の意を受けたアブソリューティアンのスパイではないかと疑われている。
ディアボロと比べて身長が10m低く、体つきも大きく異なっている。果たして真相は…?
中の人がやたら裏切り者キャラを演じることに定評のある石田氏であることが、さらにこの説を強めているとも言える。
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さすらいの武道家を待ち受ける結末(以下ネタバレ注意)
増援を呼び、再び攻めてきたマグマ侵略軍からアルーデを護衛すべく、修練場の塔内部にやってきたディアス。
しかし、それでもマグマ侵略軍提督ヴォルカンの猛攻から守り切れず、レグロスとスピカが駆け付けた時には息絶えたアルーデの傍らで既に虫の息であった。
そして、使命を果たせなかったことを2人に懺悔すると、そのまま力尽きたのだった。
以下、更なるネタバレにつき要注意
その後、多くの犠牲を払いながらも、マグマ侵略軍に勝利したレグロスとスピカ。
師匠や兄弟子たちの思いを胸に、コスモ幻獣拳を再興させることを誓う中、「継承おめでとう。レグロス」という声が聞こえてくる。
2人がその声の方向へ耳を傾けると……
死んだはずのディアスが立っていた。
直後、ディアスは拳から光弾を放ち、スピカを殺害してしまう。
怒るレグロスは、「ディアス……貴様どうして!?」と問いかけるが、それに対しディアスは、声色を変えながら答えた。
「ディアスなんて奴はこの世に居ない……弱者を演じるのもストレスが溜まったぜ。俺はザ・キングダムの戦士アブソリュートディアボロ!」
ディアスの正体は、ザ・キングダムから時間を越えてやって来たアブソリューティアンの戦士「アブソリュートディアボロ」であり、マスターアルーデから剛力破牛拳を奪う為に変装していた仮の姿だったのだ。
当初はマスターアルーデに弟子入りする事で隙を窺っていたが、ディアス=ディアボロの企みを見抜いていたアルーデは中々隙を見せず、策を変えたディアボロは、裏で手を組んでいたマグマ星人侵略軍をD60星に誘きよせ、その混乱の中でアルーデを護衛するフリをして殺害したのである(アルーデはこれすらも見抜いており返り討ちにしようとしたが、ディアボロには『アブソリュートハート』と言う特殊なコアがいくつかあり、それがある限り倒せない為、抵抗虚しく殺害されてしまった)。つまり、ディアス=ディアボロこそが本作の真の黒幕であった。
運命の衝突4話でナラクに拘束されたレグロスがユリアンから治療を受けた後ディアボロがユリアンに危害を加えてるの激しい怒りを見せていたのも、兄弟子達やレグロスに技を伝授した2人の師範そして自分を導いてくれたマスターアルーデを手にかけたからである。
なお、マスターアルーデはディアボロの姿を見てアブソリューティアンである事に驚愕しており、アブソリューティアンの事は知っていた様子であったが詳細は不明である。