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ガメラマーチの編集履歴

2023-06-11 08:31:53 バージョン

ガメラマーチ

がめらまーち

『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』から、永田ラッパ期の旧・大映東京作の昭和『ガメラ』シリーズで使われていた主題歌。

日光遮る悪魔の虹だ 冷凍怪獣来るなら来い

月光破る殺人音波 マッハ怪獣いつでも来い

火星か金星何処かの星の 宇宙怪獣何でも来い


※以下のスタッフは、B面曲の『ぼくらのガメラ』も並行製作した。

  • 作詞:永田秀雅
  • 作曲・編曲:広瀬健次郎
  • 歌:大映児童合唱団
  • 演奏:大映レコーディングオーケストラ
    • レコードは、前年に発足した大映レコードにてリリースされた。現在は、CINEMA-KAN Labelにおいて東宝レコードのLP盤をCD増強復刻させた『大怪獣ガメラ+』(=CINK-103)にて本曲を含む昭和『ガメラ』シリーズ全てのガメラソングがシングルヴァージョンで収録されている。コアなファンに限らず、ビギナーにもお勧め出来る盤だ。

概要

広瀬が劇伴も担当した、『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』の主題歌。

その後、山内正~木下忠司~広瀬と続き菊池俊輔が担当した最後期の『ガメラ対深海怪獣ジグラ』まで使われた。

歌唱している「大映児童合唱団」というのは存在せず、湯浅憲明監督曰く「そこらへんの子供を集めてきて歌わせたもの」という一回限りのユニット団体だそう(寄せ集めのど素人なのに、その割には結構上手いが…)。


作詞担当の永田秀雅とは、当時の大映の社長で「ラッパ」とあだ名された永田雅一の息子で専務を担当していた人物。

大怪獣空中戦ガメラ対ギャオス』において自身の作詞である『ガメラの歌』に続き「映画を観に来る子供たちをいい子に育てたい」という意味から、「ガメラを全くのお友達…ぼくらのガメラ」にしたかったといい、歌が完成した際には、大映の会議室から飛び出してきて、「おい!またガメラの歌が出来たから、みんな聞け」と、スタッフの前で歌詞をと朗読。専務の前ということで全員拍手したところが「湯浅君、みんなが感激していいと言ってくれたから、これ使ってくれ」ということになり、広瀬に作曲を依頼しレコーディングとなった。


『妖怪大戦争 ガーディアンズ:平安百鬼譚』では、妖怪が玄武(ガメラ)を賛美する為に替え歌を歌っていた。その際、『ゲゲゲの鬼太郎』(歌)と関連付けられている。


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関連タグ

昭和ガメラ


モスラ:ここで使われた『モスラの歌』は、「怪獣映画に興味のない者でも、誰もがみんな知っている」という『ガメラマーチ』と双璧の存在な名曲である。


ガメラ大怪獣空中決戦湯浅憲明監督は「ガメラマーチ」がこの映画で使用される事を望んでいたとされ、初期のプロットでは実際にクライマックスで歌われる予定もあった。


ちゃぶ台爆風スランプの楽曲。こちらも一応ガメラが題材。すごく短い上に知る人ぞ知る幻の曲となっている。内容は「隣の爺さんがちゃぶ台背負ってガメラごっこをして、飛びそこなって死んじゃった」という笑えないもの。なお、爆風スランプは、『ガメラ大怪獣空中決戦』の主題歌である「神話」も担当している。

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