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上祐史浩の編集履歴

2023-06-25 16:26:07 バージョン

上祐史浩

じょうゆうふみひろ

オウム真理教の元幹部、及びその後継団体であるひかりの輪代表。

概要

オウム真理教の元幹部、及び現在その後継団体であるひかりの輪代表。

1962年12月17日生まれ、福岡県久留米市域出身。

オウム時代のホーリーネーム「マイトレーヤ」


早稲田大学在学中にオウム真理教の前身であるヨガ教室「オウム神仙の会」に入会。

大学院卒業後は宇宙開発事業団(現:JAXA)に入るが、1か月で退職し出家。

早い段階で成就が認められ、正大師のステージとマイトレーヤのホーリーネームを得た。


以降、麻原彰晃の側近として活躍し、村井秀夫と共に教団のナンバー2と目された。

しかし、数々の凶悪事件に加担した村井と異なり、上祐は事務方を担当することが多く、坂本堤弁護士一家殺害事件に関しては反対の立場をとったとされる。

1995年の地下鉄サリン事件発生時にはロシア支部へ出向しており、事件を感知していなかった。


同年10月に文書偽造と国土法違反で逮捕され、懲役3年の実刑判決を受ける。

他に関与した事件は裁判の迅速化のため殆どが不起訴とされたことから、教団幹部としては比較的軽い刑罰で済んでいる。


1999年に広島刑務所を出所し、教団に復帰。

オウム事件の被害者遺族に賠償金を払うべく、2000年にオウムの後継団体であるアレフを設立するが、2007年に脱会しひかりの輪を設立。

現在に至るまで代表を務める。


人物

海外方面の仕事を多く任されていたのは、英語が得意だったためである。

また、口が非常に達者で論戦に強く、地下鉄サリン事件後に連日メディアに出演しては激論を展開したことから、ああ言えば上祐なる俗語が生まれた。

「上祐ギャル」と呼ばれる若い女性ファンも付くなど、当時は異質な存在であった。


現在でも活動している名の知れた元オウム幹部ということで、オウム事件を振り返るテレビ番組で度々出演し、当時の状況を語っている。

2018年の麻原の死刑執行時には、「かつてのような思いはありません」と表明している。


余談

  • 「上祐」という苗字は、福岡県南部を中心に全国に20人程度しかいない非常に珍しいものである。
  • 漫画『頭文字D』には、彼がモデルと思われる史浩なるキャラクターが登場する。初期は顔つきが瓜二つであった上、外報部長という肩書もオウム時代の上祐と共通している。続編『MFゴースト』では同一人物と思われる上有史浩も登場。しかし、漫画の人気に反して上祐本人は長年このことを知らず、2021年に車好きの友人の教えで初めて知ったとのこと。
  • めざましテレビ』などで活躍しているフジテレビアナウンサー軽部真一は早稲田大学の同期生である。

関連動画


関連タグ

オウム真理教 アレフ ひかりの輪

麻原彰晃 ああ言えばこう言う

史浩(頭文字D):彼がモデルとされるキャラクター。

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