概要
元々上祐はオウム後継団体の主流派であるアレフで幹部を務めていたが、教団内での対立により脱会し、2007年に立ち上げたのが「ひかりの輪」である。
アレフやとは反対に「オウム真理教の反省」を掲げており、麻原彰晃を否定する立場をとっているが、団体施設から「ヴァジラヤーナコース・教学システム」が発見されているほか、ほぼ日刊カルト新聞によると、ミシャグジ様と大黒天を同一の神格として崇拝する形でシヴァ大神信仰を引き継いでいるので「麻原否定」に関しては非常に疑わしい。
2013年からは宗教団体ではなくセミナーと名乗るようになった。
ただし、警察や公安からは「オウム真理教上祐派」の通称で呼ばれており、依然としてオウムや麻原の影響下にあると睨まれている。
ホーリーネームを始めとするオウム時代の制度やコスモクリーナーのようなオウム関連アイテムも自然に継承されているという話もある。
このためアレフ、山田らの集団と同様に設立時から公安の監視対象となっている。
構成人数は約200人で、多くはオウム時代からの古参信者とされる。