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スカイレールみどり坂線の編集履歴

2023-08-18 22:09:30 バージョン

スカイレールみどり坂線

ひろしまたんきょりこうつうせのせん

「スカイレールサービス」が運営する、広島県の交通システム路線。

概要

スカイレールみどり坂線は、広島県広島市安芸区瀬野町に建設された住宅団地「スカイレールタウンみどり坂」への交通手段として1998年平成10年8月28日に開通した鉄道路線。スカイレールサービスが運営している。正式な路線名称は「スカイレールサービス 広島短距離交通瀬野線」。

一般的にスカイレールスカイレールサービスと呼ばれている。起点となるみどり口駅では、JR西日本山陽本線(瀬野駅)と接続。


2024年(令和6年)4月30日頃に当路線は廃止予定。


運行形態

みどり口駅みどり中街駅みどり中央駅の3駅間を、全線通しで約6分をかけて結んでいる。

6時40分から22時まで便が設定され、日中の10時台から16時台は15分間隔で運行。通勤通学時間帯は最短7分間隔で運行されている。みどり口駅は瀬野駅に直結している。運賃は距離に関わらず均一制で、未来の鉄道らしく全ての駅に自動券売機・自動改札機が設置されている。定期券には全国で初めて非接触型ICカードが採用された。なお、乗車改札時に定期券以外のきっぷは回収され、旅客は無札の状態で乗車する。出口での集札は行われない。


余談

2010年度までは平日早朝には瀬野駅横の広島市立瀬野小学校へ通学する小学生のために小学生専用車両が運行されていたが、2011年4月1日に、団地内に広島市立みどり坂小学校が開校したため廃止された。この小学生専用車両には、通学する小学生の安全確保から、専用便には小学生以外の乗車はできず、逆に専用便が運行されている時間帯の一般便には小学生を乗車させないようにしており、小学生と一般客を完全に分離していた。

廃止について

スカイレールはもともと1998年8月28日に、平均4300万円という価格帯が話題を呼んだ県内最大規模(約1800戸)のニュータウンの分譲開始とともに開業し、「鉄道と一体になった街」としての広告塔の役割も兼ねいた。しかし想定ほど分譲が進まなかったこともあり経営は厳しく、コロナ禍以前から運営会社は1億円以上赤字が続いていた。それでも、当路線の運営している会社の親会社である積水ハウスなどの支えによって運行を続けていた。しかし、このモノレールは桃花台新交通のように、国内での採用率は1例しかなく、その為、開発・実用から四半世紀で採用が1例だけとなると、メンテナンスや新しい車両などのコストはなかなか下がらなかった。その結果、これからの維持の困難さと費用の上昇を踏まえた結果、このような廃止が決定した。

ちなみに当初、当路線の廃止は2023年末だったが、代替交通機関のEVバスの準備が整わなかったため、上記にも書いてあるように、2024年4月30日頃に廃止が延期された。


関連タグ

広島県 スカイレールサービス モノレール 電車 鉄道 廃止

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