「『思い出せ 思い起こせ
お前たちの思う その思いを』
『いざよい たちまち
いまち ふしまち』
『今こそ 声を聴け
声を聴け 今こそ』」
概要
東方ロストワードのメインストーリー第4章「永遠戦線」にて登場した、怪獣が支配する世界のミスティア・ローレライ。帝都世界において脅威となる存在『怪獣』の一種。「ヨスズメタイプ」と呼ばれるらしい。
怪獣博士から天に棲まう龍宮の使いの力を授かっている。この能力を得たことによって空気がない空間でも歌を届けられるようになったらしい。
帽子やジャンパースカートは茶色から黄緑色に変化しており、髪の毛もピンクから黄色へと変わっているが、何よりも目を引くのはかの蛾の怪獣を彷彿とさせる鮮やかで禍々しい色の羽が特徴であることから、さながらスズメとガの合成獣、まさに文字通りの『スズメガ』のような風貌である。
電気のようなオーラを見るに、無属性から雷属性に属性変化したようにも見える。しかし『電気属性と音波』と聞くと「エレクトロ」などを真っ先に思い浮かぶような組み合わせなのだが、こちらは近未来的なデザインと設定、そして緑がかった生物的な色合いも併せ持つ異質なデザインとなっている。
見た目こそは本来のミスティアとは大きくかけ離れてしまったが、遠い昔屋台に出していた八目鰻の記憶はしっかり覚えており、歌う事大好きでお気楽な性格もまた健在である。
プレイアブル化
実装形態 | 超フェス限定 |
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式 | 破壊式 |
気質 | ツングースカ大爆発 |
拡散 | 怪音波レーザー |
集中 | エレクトロスケール |
スペカ1 | 蛾符『天蛾の蠱道』 |
スペカ2 | 夜雀『真夜中のコーラスマスター』 |
ラスワ | 『アケロンティア・スティクス』 |
テーマ曲
怪獣世界のミスティアのテーマ曲は、モリモリあつし(非可逆リズム)の「NIGHT BIRD」。原曲は「もう歌しか聞こえない ~ Flower Mix」。
余談
気質は「ツングースカ大爆発」。かつて起きた隕石落下による爆発のこと。
デザインモチーフは東宝の特撮映画『モスラ』に登場する怪獣『モスラ』……ではなく『メンガタスズメ』とミスティア・ローレライの東方花映塚における2Pカラー。
ミスティアの種族である夜雀は雀の妖怪とされている一方で一部の地域では蛾の一種とも言われる場合もあるため、ピッタリなチョイスであろう。そのためプレイヤーからは「もすちー」「怪獣みすちー」「金髪みすちー」などと呼ばれている。
恐らく『もしもミスティア・ローレライが夜雀という妖怪として(生物的な)進化を遂げたら』というifのような構想と思われるが、このようにミスティアを『蛾』の要素をメインとして扱った2次創作は、今のところ絶滅危惧種と言われるほど数が少ない。
スペルカードは原作で東方永夜抄でミスティアが使用したものからの採用。蛾符「天蛾の蠱道」はEasyまたはNormal限定のもので、Hardでは毒符「毒蛾の鱗粉」、Lunaticでは猛毒「毒蛾の暗闇演舞」と変化する。また夜雀「真夜中のコーラスマスター」はラストスペルとして使用されたものであり、Normal以上の難易度で見ることができる。
- 「天蛾(スズメガ)が飛んで鱗粉を落とす姿。」
(蛾符「天蛾の蠱道」スペルプラクティスコメント/Easy)
- 「天蛾(スズメガ)が飛んで鱗粉を落とす姿。あの威圧感は凄い。天蛾型の戦闘機とかあったら夜戦に丁度良い。」
(蛾符「天蛾の蠱道」スペルプラクティスコメント/Normal)
- 「コーラスマスターとは指揮者の事。実はミスティアの歌ではなく、使い魔たちの合唱というオチ。」
(夜雀「真夜中のコーラスマスター」スペルプラクティスコメント/Normal)
- 「真夜中の指揮者って書くと、別に何にも怖くない。コーラスマスターでも怖くない。最初から怖くない。」
(夜雀「真夜中のコーラスマスター」スペルプラクティスコメント/Hard)
- 「というか、夜雀じゃ怖くない?まぁ、二面のボスだしねぇ。」
(夜雀「真夜中のコーラスマスター」スペルプラクティスコメント/Lunatic)
ラストワードの『アケロンティア・スティクス』の名前は、メンガタスズメの学名が由来。メンガタスズメはスズメガ(雀蛾)の一種で、背中に人の顔のような紋があることから"面型雀"という名前が付いた。学名は「Acherontia styx medusa(ラテン語読みで、アケロンティア・スティクス・メドゥーサ)」とされている。