CV:井口祐一
概要
『ヒーリングっど♥プリキュア』の登場人物。すこやか中学校2年の男子生徒で花寺のどからとは隣のクラスとなる。
すこやか中学校の新聞部員(といっても部員は彼一人だけ)。「すこ中ジャーナル編集長兼記者」を自称している。
スクープの匂いがすれば対象をしつこく尾行し続ける、やや悪い意味でのジャーナリスト気質の持ち主。興奮すると周りが見えなくなるようで、現れた巨大な怪物(メガビョーゲン)に対して無謀な取材を試みたこともある。それゆえ、周りからは煙たがれられており、本人もやりすぎていることは自覚している。
強度の近視により、眼鏡が無いとほとんど物がはっきり見えないようで、そのためにプリキュアの姿も見逃してしまった。
身長は小柄な方で、女子であるのどか達3人組の中で、最も身長の低いのどかよりも背が低い(中2の初めの時点なのでこれから伸びるかもしれないが)。
各話ネタ
第7話
- 初登場。最近出没するメガビョーゲンが花寺のどかと関係するのではと考え、彼女を尾行し始める。
- 休日ものどかを尾行。彼を撒こうとして走ったのどかが転んでしまい、ケガをさせてしまったため、「取材する相手に敬意を払うことを忘れてはジャーナリストとは言えませんから」」と、やり過ぎた自分の行為をのどかに謝罪する。一部の報道関係者への皮肉にも聞こえるかもしれない。
- のどかが新聞部を始めたきっかけを聞いてきたので、身の上を話す。彼がまだ小学生の時に雨上がりのクモの巣があまりにもきれいだったので、そのことを記事にしたら褒められたのが新聞を始めたきっかけだったという。
- その後、グアイワルが召喚したメガビョーゲンが出現。現れたメガビョーゲンに臆することなく取材をしようとするが、道男にガン無視されたグアイワルが逆上し、グアイワルの命令でメガビョーゲンが道男を突き飛ばす。
- その拍子で眼鏡が飛んで行ってしまい、探している最中にのどからがプリキュアになってメガビョーゲンを浄化する。プリキュアが戦っている間は終始眼鏡を探していたので、のどかがプリキュアに変身するシーンは目撃していない(プリキュアが来たこと自体は声を聞いて認識している)。
- その後、メガビョーゲンが現れたところにのどかがいなかったため、のどかとメガビョーゲンが無関係だったと考え、改めてのどかに謝罪した。
第8話
- 前回に引き続き登場。陸上部の練習に励むちゆの様子を眺めるのどかとひなたの前に現れ、ライバル校である西中の選手が県大会記録、延いてはちゆの自己ベストを更新したと伝える。しかし、ちゆ本人にも伝えようとしたところ、余計なプレッシャーを与えまいと気遣ったひなたに突き飛ばされて、金網にめり込む羽目に。彼の出番はこれで終わりだが、この事実を伝えた事は結果として、ちゆがスランプに陥る遠因となってしまった。
- 彼の名誉の為に補足すると、決して意地悪や嫌がらせで伝えようとしたのではなく、ライバル校である西中に強敵がいる事を警告しようとしたのと思われる。
第34話
昨日の対抗陸上大会で優勝したちゆを独占取材しようと久々に登場。ひなたには思いっきり警戒した嫌な顔をされる。『すこやか中のハイジャンプリンセス 大空を跳ぶ可憐なる姿は鳥かはたまた蝶か!?ちゆ・沢泉!!すこやかに舞う!!』という長ったらしい記事タイトルを披露したところで、嬌声を上げてちゆに群がった女子生徒たちに吹っ飛ばされていた。その後、一応ちゆにインタビューはさせてもらった模様。
第44話
すこやか市全域を蝕んだネオキングビョーゲンの瘴気で倒れるも、プリキュアの活躍によって救われる。その正体がのどか達であることを知るが、人々は知らなかったことにしようと口裏を合わせることになり、円山先生から「まさか新聞に書かないよな?」と念を押されて、「そんなことしませんよ!プライバシーを守ることもジャーナリズムには大切なことですから!」と答えていた。
その他
名前の由来はそのままマスコミから。
プリキュアの正体を知ろうとするマスコミポジションは増子美香と増子美代に次いで3人目となるが、男性なのは初。地味に苗字も違う。
作中でのキャラの立ち位置や設定については増子美香と極めて類似しており(部員が一人だけといった点まで同じ)、美香をそのまま登場させたうえで性別だけを逆転させたような印象がある。
声を演じる井口氏は第8話が放送された1時間後の『魔進戦隊キラメイジャー』でもマンリキ邪面の声を担当しており、奇しくも同日に放送されたニチアサの二作品に出演する事となった。
関連タグ
増子美香、増子美代:苗字・性別こそ違うがシリーズのジャーナリスト・マスコミ系先輩つながり。美香は学生部活動という点でも共通。
古寺良世/ヨドミヒメ:1時間後に登場するしつこい人の繋がり。第10話で登場。
実は……
※以下リンク先ネタバレ注意!!
…………さて、上述のようにのどかとメガビョーゲンに直接の関係はなかったとした益子君だが、後に実は全くの無関係というわけではなかったことが彼の知らないところで判明。ある意味で彼の当初の推理は間違っていなかったのである。