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グライドアーマーの編集履歴

2023-09-04 19:19:23 バージョン

グライドアーマー

ぐらいどあーまー

ロックマンX7に登場するアーマー。

概要

レッドアラート討伐の為に用意された、エックス専用のアーマーである。


その外見はどことなくファーストセカンドサードなどの初期のアーマーに似ており、性能もそれらにファルコンブレードのような空中機動力強化が加わったようなもの。


しかし作品が作品なだけに、不遇なアーマーと言われがちである。詳細は後述。


性能

今作はらと異なり、各パーツ単体で使用できる。


ヘッドパーツ

スナイプ・アリクイックステージで入手する。

敵が落としたライフや武器エネルギーなどのアイテムを吸い寄せる力がアップする。

……これだけ。しかも残念ながらその吸着力は微々たるものであり、取りに行くためのステージ構成がかなりしんどい

しかし、この作品は問題のある3Dがあるため、回復アイテムを吸い寄せてくれるのはありがたい。


フットパーツ

ソルジャー・ストンコングステージで入手する。

滑空移動能力、グライド飛行が可能となり、空中(壁蹴りからも使える)でジャンプボタンを押すとゆっくり降下しながら着地するまで飛行できるようになる。

アクセルのホバーに近い性能だが、高度を保ったまま移動し、滞空しながら攻撃出来るホバーと違い、ゆっくりと下降し、攻撃(すると強制解除される)が出来ない欠点がある上にファルコンのフリームーブの劣化と言わざるを得ない性能となってしまっているが、今作の不安定な3Dステージを攻略するのにアクセルのホバー同様かなり便利である。


ボディパーツ

ウィンド・カラスティングステージで入手する。

お馴染みのダメージ半減パーツであり、大ダメージを受けても吹っ飛ばなくなる。

また、ダメージ変換技「ギガクラッシュ」が使える。

今作のギガクラッシュはX2とは違って単発攻撃。


アームパーツ

フレイム・ハイエナードステージで入手する。

ノーマルショットの射程が伸び、フルチャージショット発射時に追加でホーミング弾が2発出る。

特殊武器のチャージも可能となる。

因みにホーミング弾は火力が低いが残ったホーミング弾は他の敵を狙ってくれるため、3Dでの戦いを考慮した物だろう。

特に今回のロックオンシステムと3Dの影響もあり、例え威力が低くても命中してくれるホーミング弾は意外と雑魚の削りには便利である。



不遇のアーマー?

X7エックス一定条件を満たさないと使用できない上にこのアーマー自体も習得の際にエックス本人を連れて行かなければ入手できないため活躍はかなり限られてしまっている(一応周回制を採用しているため、2周目からは最初から解放されているがゲームの都合上二周目をする気にはなれない)。

エックスの解放条件も8ボス全員を倒すまたはレスキューを全体の半数である64人救助するというもので前者の場合はゼロアクセルのみで戦わなければならず、後者は強化パーツをほとんどエックスに使うことができなくなる(ストックしようにも使わなければエイリアが廃棄してしまう)。

更にゲームの問題点でジャンプやダッシュ移動をして撃とうとするとチャージが勝手にキャンセルになってしまうため、アームパーツの存在価値が失われてしまうことに……。

前作のブレードアーマーも不遇と言われているがこっちは度重なる研究で性能が見直されているが、良くも悪くも尖った部分がないこちらは不遇と言っても過言ではない。


因みにギガクラッシュは派手な演出の割には火力があまり高くない。


ただ、前述の通り見た目は初代以降のファースト〜フォースを彷彿とさせ、性能も(確かに色々言われてはいるのだが)バランスよくまとまっている。

そういう意味では、原点回帰とも呼べる……かもしれない。



今作のノーマルエックス

今作のノーマルエックスは前作(近接攻撃手段を失ったことでチャージショットからの通常ショット以上の追撃が出来なくなったが)と比較してもチャージショットの段階数と威力のアップとエアダッシュが(ようやく)基本アクションとなったことで物足りなかった攻撃力・機動力が大幅に強化されている。

因みにゼロがプレイアブルキャラとなってエアダッシュ→2段ジャンプと空中アクションをポンポン使えるようになったのにノーマルエックスは今作(恐らく過去作の劣化アーマーがあったからだろうが)までエアダッシュを使えなかった。

中盤(下手したら終盤)で加入することも考えてかなり強めに設定されているのもあり、グライドアーマーが歴代のアーマーと比較して性能が控えめなのは仕方ない部分もある。



グライドアーマーと今作の3D

今作の強化アーマーは従来の2Dよりも3Dに重点を置いたアーマーとなっており、そのため、強化要素もノーマルエックスのアッパー調整に合わせて3D状態での性能が向上している。

【グライド飛行】今作の3Dによってかなり動きにくい場面が多く、グライド飛行は安全に次の場所に移動するためにかなり重要度が高い。

【チャージショット】3D化によって奥行きの概念が追加されたことでショットの射程強化によって当たる範囲が広がり、チャージショットのホーミング弾による他の敵を攻撃して削ることも出来る。

【ボディパーツ】防御力2倍と仰け反り無効のために3Dで囲まれた時に被弾して落下するなどのリスクが減り、ギガクラッシュも3D時はかなりの広範囲を攻撃してくれる。

単発攻撃になったことでX2のようにボスには効果がないと言うことはない。

【ヘッドパーツ】何気に倒した敵からドロップしたアイテムを自動で吸い寄せてくれるのは3D状態では移動の手間が若干省ける。



関連イラスト

グライドアーマー


関連タグ

ロックマンX7 エックス トーマス・ライト

ファーストアーマー セカンドアーマー サードアーマー

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