フレイム・ハイエナード
ふれいむはいえなーど
イレギュラー化がかなり進行しており、常に体調が異常で、言動まで異常になりつつある。物資運搬用の巨大ガゼル型メカニロイドを利用して、アフリカにあるコンビナートを占拠した。(座標を見るにコンゴかガボン辺り。)
イレギュラー化の進行のせいか、プレイキャラクターが誰であろうとボス戦前の会話(というよりハイエナードが一方的に話しかけている感じだが)が全て同じになる。
しかし、プレイヤー別によく聞き比べみると発音や喋り方、ニュアンスなどが微妙に異なっており、鬼気迫るものだったり狂気染みたりと、ある意味高木渉氏の本気がうかがえる必聴もの。
また、対峙するプレイヤーの反応はそれぞれ異なる。
具体的には
ゼロの場合、普段なら「オレは悩まない」と躊躇いなくナマス斬りにする彼としては珍しく、一旦は保護しようと穏健な姿勢を見せようとするも、病状がひどすぎて結局連行を断念しいつも通り斬り捨てることにするというモノ。
アクセルの場合、かつての同胞の変わり果てように、もう助からないと考え、引導を渡すことを決断という、一見するとゼロ以上に冷酷な判断とも取れるも状況が状況だけにしかたないやるせないモノ。
ちなみに日本語版では「万事休すだな」と諦観の表情を静かな声音にこめているのと対照的に、英語版では一転、あまりの変わり果てように驚愕して気が動転していることがうかがえる声音となっている。
エックスの場合、なにかしら彼の症状から察して病名などに心当たりがあったらしく、たとえ敵でもこれ以上は殺したくないと、いつも通り最後まで交戦を拒否するも結局これまたいつも通り余儀なく戦う羽目になるあまりにも救い用のない展開。
さて、ここまで病に苦しむサマをこちらに見せ付けてきたそんなハイエナードの戦闘能力についてだが、ひとことでいえば「お前のような病人がいるか」に尽きる。
具体的に説明すると、分身して相手を撹乱し、多方向からのコンビネーション攻撃を仕掛ける。ガゼルのミサイル攻撃が脅威だが、上に乗ってある所を破壊すれば止まる。
「燃えろーっ!」ととにかくうるさい。
通常攻撃で倒すにはかなり熟練の操作が要るため、ガゼルロイドの背中で「ハイフォーメーション」を繰り出した時に、本体めがけて弱点武器を食らわせてハメるのが手っ取り早い。
・サークルブレイズ(エックス・アクセル)
・爆炎陣(ゼロ)
アクセルはダブルバレットになるが、通常のアクセルバレットと違って強化の影響を受けないため影が薄い。
ゼロの爆炎陣は今作におけるギガアタックのポジションだが、無敵時間なし、燃費悪い、威力も燃費に見合わない…とこの手の技にしては使い勝手が良くない。
ヘルライド・イノブスキーに有効。
ガソリンに引火してしまうのか、それとも焼き豚にされるのが嫌なのか…。