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通称:電子迷宮の管理者

英語表記:Snipe Ariquick

英名:Snipe Anteator


CV:麦人

概要編集

 アリクイレプリロイド。老人口調で知性派。孔子の言葉から戦闘技術を学ぶ事もある。

 全てのレプリロイド同士の争いを記録しており、エックスゼロの過去について何か知っているらしい。OPでのあの悪人の取引を見つけ出したのは彼である。


 演じているのはあのシグマと同じ麦人氏だが、声色などが異なる。役者はすごいぞ!


 彼の陣取る電子迷宮はインド辺りに位置している…だからといってヨガのような何かを使うわけではないが。


特徴編集

 戦闘では様々な武器のデータを次々召喚して装備する。狭いステージ内で回避困難、あるいは回避不可能なミサイルをバカスカ打ってくる。最終形態のオプションは破壊不可能であり、短期決戦が要求される。


 「スナイプ」の名の通りこちらを的確に狙い撃ちしてくる知略派…というよりはどちらかというと物量にモノを言わせた脳筋気味の戦い方をする、インフィニティー・ミジニオンと並ぶ『X』シリーズ屈指の理不尽強ボス。


 弱点はムービンホイール及び斬光輪だが、弱点攻撃でちまちま削るよりも、防御力を上げたゼロ水烈閃でゴリ押しする方が火力は高い。


入手武器編集

  • スナイプミサイル(エックス・アクセル)
  • 飛影刃(ゼロ)

 共にシンプルな誘導ミサイルだが、ゼロは空中でしか撃てない。その代わり威力はゼロの方が高め。

 この技が有効なウィンド・カラスティングも戦闘中に誘導ミサイルを撃ってくる辺り、この技のアイデンティティが…。


断末魔の叫び編集

「読み違えたかーっ!!」

 結局、情報で戦闘技術を知るのと実戦は違うという事である。

 ちなみにこいつも撃破時に背中のメカが一緒に爆発するため、爆発エフェクトが派手。


台詞から読み取れる伏線編集

 このアリクイックの台詞には『ロックマンゼロ』の伏線と思わしき台詞がある。あくまで「思わしき」なので公式の見解ではない。


  • まず出会い頭にゼロを「真の使命を忘れたもの」と呼ぶ。
    • 真の使命とはワイリーがゼロを造った目的の事を言っているのであろう。
  • 「未来の記憶か、過去の虚像か…」
    • 過去の虚像=『X6』におけるゼロを100年の眠りにつかせたエンドに通じる?
    • 未来の記憶=『ロクゼロ』は『X』シリーズから100年後の話。ということは…?
  • 世界を覆う偽りの青
  • 封じられる破壊されし赤

 謎は深まるばかりである……。


エックス編では編集

エックス編においても意味深な掛け合いを行う。

エックスとの掛け合いは岩本佳浩版『X』のやり取りを思わせるものだが、特にラストの「ユートピア」は実現するか?という問答はどちらかといえばロックマンゼロを連想せずにはいられない構成となっている。


ユートピアは実現すると強く信じたいエックスに対し、アリクイックは自分たちをイレギュラー認定して処分し続ける限り、実現し得ないと一蹴するという流れなのだが、『ロックマンゼロ』では漸く理想郷が実現したと断言するコピーエックスに対し、無実のレプリロイドまで大量に処分して得た理想郷をゼロが紛い物と断ずるシーンがあり、『3』にて人間にとってもレプリロイドにとってもディストピアと化したことで図らずもアリクイックの主張の正しさを証明してしまう事となった。


関連タグ編集

ロックマンX レッドアラート アリクイ 賢者 ロックマンゼロ

サイバー・クジャッカー:同じく電脳体のボス。

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