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岩本佳浩による漫画版『ロックマンX4』で登場したセリフである。


セリフが使われた状況編集

臨戦態勢編集

巨大メカニロイドを暴走させて多数の被害を出した元凶として疑われたレプリフォースは、市民から激しく非難され、遂には民間による武器没収、強制的な武装解除を迫られた。

追い詰められたレプリフォースは独立を宣言して各地を制圧。

それに対してイレギュラーハンターはレプリフォース全体をイレギュラー認定し、臨戦態勢に入った。


その後、レプリフォースの前線があるというカギキラ・ジャングルに向かった調査隊が消息を絶つ。

調査隊のシグナルが一箇所に集まっている事から、軟禁されていると判断。

エックスは話し合いで事を収めるべく、たった一人でジャングルに向かう。

ウェブ・スパイダスとの死闘編集

密林の奥でエックスを待ち受けていたのは、シグナルだけを強制的に動かされ、ゾンビ状態にされた先発調査隊だった。

潜伏

何者かに操られてエックスを攻撃する調査隊に対して、仲間達を攻撃できないエックスは反撃できず一方的な攻撃を受ける。

だがエックスはあえて攻撃を受け続け、弾切れになるまで耐え抜いた。


そんなエックスを嘲笑いながら、レプリフォースゲリラ隊長「ウェブ・スパイダス」が姿を現す。

スパイダスは狡猾な戦法でエックスを追い詰めながらも、レプリフォースの現状をエックスに語る。


レプリフォースの無念編集

シグマの反乱でレプリフォースが活躍できなかったのは、内輪の恥に軍の力は借りんというハンター上層部の見栄によるものであったにもかかわらず、世論は非協力的な軍を非難し、大損害を出しながらシグマを倒したハンターを称賛した。

レプリフォースはその戦跡の復興に努め、人類を影から支え続けてきた。そんな自分達をイレギュラー認定した屈辱は承服できるものではないとスパイダスは語った。


俺達の怒りと悲しみの叫びと称して、密林の奥に隠した巨大ビーム砲で街を焼き尽くそうとするスパイダス。

その愚挙に対してエックスの怒りが爆発し、猛反撃に転じた。

楯突ける立場か、貴様が一体何をしてきたと言うのか、と問うスパイダスに対して「守る!! それだけだっ」と答えながらフルチャージのバスターでスパイダスを撃破した。


終わらない戦い編集

4度目の戦いの火蓋を自らの手で切ってしまったエックスは、炎に包まれたスパイダスを前に独り慟哭する。

「いつ終わる!!

 いつ終わるんだよ!!

 いつ闘いが終わるんだよーっ!!」

「いつになったらーっ!!」




「終わら‥‥ん‥ね‥‥」

「判らん‥‥か‥ね‥‥」

「続‥くね‥‥」


「終わらない‥ね」


もはや残骸同然となり、もげた頭を自らの手で支えながら、瀕死のスパイダスは呪詛のように呟き続ける。


「お前の言う『争い』は決してなくならんね‥‥」

「人間が不完全である限り 人間に造られた俺達も不完全なのは当然だね‥‥」

「その当然の結果を人間がイレギュラーとして否定し続け

 貴様のようなエセ英雄が生まれる世の中である限り…

 レプリロイドによる独立は叫ばれ続けるね‥‥」

俺達の一号機が発明された時から人間との関係は決まってたのさ」

「‥‥俺達‥‥レプリロイドは‥」

 現世(うつしよ)にいながら‥‥無間地獄をさまよう‥‥

 機械仕掛けの‥デク人形‥さ‥‥」


絶望と諦念の中で機能停止したスパイダスを目の当たりにしたエックスは、ゼロに問いかけるように否定しようとした。しかし、この出来事が地獄の釜の蓋が開くきっかけとなってしまった。


虹裏にて編集

上記のようにシリアス極まりないシーンでの1コマだったのだが、ふたば☆ちゃんねる虹裏にてレス用画像として受けてしまい、塗り職人により色が付けられ、さらにgif職人によりフルカラーgifアニメに進化してしまった。


余談編集

池原しげと版『ロックマン』ではライト博士がこんな発言をしている。


「人間は心も体も不完全なんじゃ それを助けてもらうには今はロボットしかいない…」

「今はロボットたちが悪い人間に利用されることもあるが未来ではきっと人間達を正しい方向に導いてくれるロボットが現れると信じている…

 いや私たちがそういうロボットを造らなきゃならないんだ!!」


その行く末を踏まえると、ある意味皮肉な発言ではある。

またXシリーズの未来ではエックスの紛い物身勝手な科学者のせいでとんでもない事に陥っているのでさらに皮肉と言える発言になってしまっている。

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