英寿「これで終わりだ…!」
『DYNAMITE BOOST TIME』
概要
『仮面ライダーギーツ』に登場するブーストマークⅨレイズバックル並びにこれを使った変身形態・仮面ライダーギーツⅨに搭載されている機能。変身後にブーストマークⅨバックルのブーストスロットルレバーを2回引くことで発動する。
性能
仮面ライダーギーツⅨの胸部拡張装備、「カノミックエンジン」に内蔵されているブーストタイムの強化発展型システムで、破壊と再生を司り事象を加速させる超常的な機能を備え、発動中は一時的に全てのアビリティを極限まで高められる。通常のブーストタイムが変身時のスペックを数倍に上げる程度だったのと比べると、その差は歴然。
無論、これまでと同様に必殺技も強化され、青い炎を纏って超強力なライダーキックを叩き込む超必殺技「ブーストⅨビクトリー」を使用可能となる。
……が、本編中では初陣はおろか第47話時点まで全く使用していなかった。
そもそものギーツⅨが使わなくてもチートレベルの強さを誇るのもあるが。
劇場版で遂に使用。ブーストⅨビクトリーをジャマト世界樹目掛けて放った。
しかし、使用させる事自体がメラの罠で、リセットにより樹を中心に世界が分裂、キックを決めていた英寿はそれに伴って4人になってしまった。
本編では第48話にて初使用し、その超強化状態でブーストⅨビクトリーを仮面ライダーリガドΩに対して放った……が、当たる直前にリガドΩがリバースを発動、変身前の状態に戻され技が未遂になってしまい、そのままツムリに撃たれてしまう。
…と、発動しても上手く決まらない中々不憫な物になってしまっている。
しかし、スエルの野望を破壊するべく、奇跡の復活を遂げた英寿は、仲間達と共に再変身したギーツⅨの力でリガドΩを圧倒。
ダイナマイトブーストタイムを起動し、ブーストⅨビクトリーを放って内部のスエルを完全に破壊し、彼の野望に終止符を打つのであった。
その為、最終的には完全不発とはならなかった。
余談
- ギーツⅨが超強化状態になる仕様(および設定上使用可能なブーストタイムとの重ね掛けも含む)なのだが、使用せずともこれまででとんでもない戦果を挙げている。
- それまで一度も勝勝てなかった仮面ライダーゲイザーのリミッターカット版を完封
- ステージ1の寄生ジャマトから全員救出
- 自らのスペックを上回り、更に初登場の仮面ライダーリガドには最初は手こずるも最終的には勝利
- ↑以上のスペックを持つリガドΩにも流石に創世の力も使っても苦戦するが、鞍馬親子の介入により一部の機能が使えなくなった事で形成逆転、リバースを使われなければ逆転勝利していた
- また、手持ち武器であるギーツバスターQB9に関しても、超必殺となるレイズバックル装填必殺「ブーストタクティカルインパクト」を使用していない。恐ろしい実力の持ち主である。
- しかし、マグナムシューターの時点でそうだったのだが、折角の連動機能を一切使わない事には流石に一定の不満の声もある。
- 逆に、使われる状況にしてその隙を突くのが敵側の対策となっている。
関連タグ
ダークネスブーストタイム:愉快犯が使用するコピー版。