カタストロフィレストラン
かたすとろふぃれすとらん
概要
「カタストロフィレストラン」とは、ゲテモノすぎる食材を料理したりするゲームであり、
「合同会社ズィーマ」からリリースされている基本無料アプリゲームである。
本作は「優しい終末世界」をテーマにしたシリーズの9作目であり、
2023年現在での最新作となっている。
本作の目的は終末世界にレストランを開き、究極の料理を作るというものではあるのだが、
終末世界故、まともな食べ物は貴重であり少ない。
なので、食材は基本的にモンスターや突然変異した植物などである。
収集要素に過去の作品モチーフのものなどがふんだんにあり、
過去作を知っていたらより楽しめる作品となっている。
登場キャラクター
カタストロフィレストラン
シェフ
プレイヤーは彼視点でゲームを進めていくため、作中で彼の姿はほとんど現れない。
マダム曰く「人見知り」で選択肢は出てくるが基本的に「・・・。」「(無言)」など無口だが、
まかないではちゃんと選択肢が出てきている(相手がクーノだからかもだが)。
料理の腕は凄まじく、危険な終末世界の食材を一口食べれば、
意識が飛ぶほど味覚を刺激する素晴らしい料理にへと変貌させている。
ジェーンに「あいつは多分変態だな」と言われるレベルで料理のことしか興味がないらしい。
クーノ
カタストロフィレストランのウェイトレス。
元気で明るい性格だが、この世界の食材でも物怖じしないほどの食いしん坊、
接客中にも「空腹は敵」と目の敵にしているような発言をする。
マダムからも「超絶美少女」と称されることもあり、自身でもそれを自負している。
見た目に反してかなり強く、時々お客様すら震え上がらせるような発言をすることもある。
シェフの料理が特に好きで、マユの「究極の料理ではない」という発言にかなり憤っていた。
過去にシェフに助けられたことがあるらしく、無理やりついてきたとのこと。
因みに、ショップでクーノのメガネが売っており、彼女に眼鏡をかけさせることができる。
(ゲーム内で無料で試着できるし、カラーも自由に変えられる)
マダム
クーノの頭の上にいる白い生物(?)。
クーノのことを「クーちゃん」と呼んでおり、彼女の保護者的な役割を担っている。
が、しかしクーノのお客様への自己紹介では
「きれいな雑巾みたいなの」「頭の上の紙ナプキンみたいなの」など
結構ひどい言われようだが、本人はあまり気にしていない様子でスルーしている。
クーノも彼女がなんなのかは把握していないようで、色々と謎が多い。
一応メカニックのジェーンやミュータントのシゲもお客様であり、料理を振る舞うことができる。
しかし、ストーリーはなく進行しないので特にやる必要もない
だが、時々ストーリー進行で奥のテーブルから移動し、
お客様と一緒(または単体)で登場することがある。
メカニックのジェーン
調理道具のアップデートやカタストロフィレストランの内装の変更は彼女の元でできる。
実は同じ作者の作品「ザ・ファイナルタクシー」にも登場している、
また、その作品での彼女のグラフィックを使ったポスターがゲーム内で入手できる。
ミュータントのシゲ
カタストロフィレストランで使っている食材は全て彼女から仕入れている。
実は同じ作者の作品「ポストアポカリプスベーカリー」にも登場しており、
仕入れの際にも同作品の登場人物たちに触れていることがある。
収集要素であるポスターには、おそらく彼女と関連していそうなものがあるが...
ゲームシステム
お客さんの多くはある目的があってこのレストランを訪ねた者もいれば、
お腹が空いて訪ねた者など、非常に多種多様である。
そんな彼らの腹を満たすため、シェフは腕に縒りをかけて料理を作ることになる。
シェフの料理に感銘を受けたお客様は何か有力な情報を話してくれるかもしれない。
料理
料理工程は包丁で刻み、ハンマーで砕き、塩で味付け、
鍋で茹でて灰汁取りをし、フライパンで火を通す。
包丁はスワイプや連打、ハンマーは溜めてから当てる、塩はシューティングゲーム、鍋はタイミングよくタップ、フライパンは落ちてくるのをタイミングよくキャッチする。と言った内容。
調理方法や食材にもよるが、基本的には包丁で切ってから煮たり焼いたりが多い。
だが、ストーリーが後半に進むにつれ、難易度がかなり高くなっていく。
ストーリー進行!とマークがついたものは既定のラインまで成功しないと、
ストーリーの進行ができない。
難しくてストーリーの進行ができなくなっても、
ジェーンさんの元で調理道具のアップグレードをする場合がある。
それでも無理なら、広告を視聴し調理工程を飛ばす事もできる。
料理に使用する主な食材たちが、
ゲベロンウデムシ | 通称:ウデムシ。主にジメジメした場所にたくさん生息している、比較的大きい獣だが、生態に関しては謎に包まれている。疲れたおっさんのような鳴き声をあげる。通常は毒があり、食べたら死んでしまうこともあるという、最悪の場合は全身が紫色に変色し腕が四本になり、奇声を上げながら地平の彼方に走り出すと作中で語られている。 |
ダンボールマイマイ | 段ボールの積まれた倉庫に生息する、蝸牛の一種。機械相手への擬態は完璧だが、人間相手ではすぐにバレる。基本的に重金属などを多く含んでいるので食用には不向き。シェフの超規格外調理技術で安全に且つ、美味しくいただける。 |
挑戦ニンジン | 人間に見つかると、ものすごい速さで逃げ回るニンジン。追いかけっこに勝利した者にしか手に入らない食材。シゲさんの知り合いの植物人間が育てているものなので、有害物質はあまり含まれていないと思われる。 |
野生の電子レンジ | 終末世界では非常にありふれた生物。人に慣れており、比較的飼いやすいのでペットとして可愛がる人も多い。電子レンジとしても結構役立ってくれる。しかし、わざわざ食べようとする人は少ない |
とかなりのゲテモノ揃いだが、シェフである主人公の超人的な料理スキルにより、
毒や有害物質を除去し、人々の舌を喜ばせる料理にへと様変わりする。
収集要素
店内を飾るインテリアで、グラスやナプキンスタンド、ポスターなど。
中には過去作に当たるTime machine、dropPoint、ポストアポカリプスベーカリー、
little bomb girl、ザ・ファイナルタクシー、パラサイトデイズなどの要素を含んだアイテムもある。
料理を提供するとアンロックされる、その際に広告視聴でゲットできるが、
ジェーンの元でお金を払えばいつでも買える。
それと同時に、店内に飾るアイテムの取捨選択もできる。
ショップでは背景全体を変えられるデザイナーズスタイル、高級レストランスタイルの二つが購入できる。
まかない
ストーリーの途中で解放される。
ウェイトレスであるクーノに食事を振る舞うことができる、一定の条件で会話イベントもある。
余談
YouTubeにあげられているじぃーま進捗会議の第2回目では、
ドンちゃんの初期デザインが見られるがあまり変わっていない。
でも、没キャラも見どころあるので是非!