「あの男は損得勘定であなたを騙していたのよ 出会った最初からね」
「죽여도 상관없어 절대로 놓치지 마!(殺しても構わない 絶対に逃がすな!)」
CV:武田華(『7』『8』)
概要
横浜・伊勢佐木異人町を拠点とする「異人三」と呼ばれる三大組織の一角であり、他の二つの組織のバランサーとして暗躍する韓国系マフィア「コミジュル」の総帥を務める女傑。年齢不詳。
妖艶で余裕のある物腰で人と接する大人の女だが、実際にはそんな態度を崩すことなく眉一つ動かさずに銃を突きつけるような、マフィア然とした冷徹な美女。その美貌と性格的な癖の強さから、向田紗栄子とはそりが合わず、最初に会った時から彼女からは嫌われている。
活躍
龍が如く7 光と闇の行方
上述の通り、韓国系マフィア「コミジュル」の総帥。
なお、主人公・春日一番に関しては、最初に会った時から「かわいいところのある男」として一目置いており、物語中盤からは心強い仲間として春日たちを助ける。
持ち前の美貌を活かして、男を相手に誘惑するように近づき隙を突く、いわゆるハニー・トラップのような処世術を利用して、「異人三」によって築かれた”肉の壁”という三つ巴の状況を守るためならば、殺人すら辞さない非情さを持つ。
一方で情に厚く義理堅い一面も持っており、かつて神室町の抗争で敗北して行き場を失ったハン・ジュンギを助けたり、コミジュルが生きる為の居場所を作ってくれた民自党の幹事長・荻久保豊には強い忠誠を尽くしていたりと、決して冷酷なだけではない。
その人間的な器の深さは、本来であれば敵対組織のボスである趙天佑にも認められており、「横浜流氓」の次期ボスとして彼女を推薦したほど。
私生活ではこだわりが強い性格をしており、コーヒーは豆から作ったものしか飲まない。
一度部下が誤ってインスタントコーヒーを出してしまった時、ハン・ジュンギは内心相当焦ったとのことで、プライベート・仲間相手でも怒ると怖い様子(ちなみにこのインスタントコーヒー事件は、手作りと間違うほど美味しいもので、ソンヒが全く気付かったため事無きを得たとのこと)。
華奢な女性でありながらかなりの健啖家で、劇中で趙が作った大量の中華料理を「まだ全然いける」と言ってのけるほど。
また、ネズミや虫が嫌いという女性らしい一面もあるが、ハン・ジュンギ曰く「ゴキブリをコミジュル内で見かけたら早く駆除しないと横浜が火の海になる」らしい(勿論ただのジョークだが)。
因みに先代主人公・桐生一馬の事を、彼と親交のある人物以外で知っているのは彼女だけ(本人曰く「殺し屋を探すついでに、彼の事も調べた」とのこと)。
そして、桐生という名前と彼のそれまでの歩みやフィクサーの残党も全て知っている素振りを見せたが、本人が暴露を固辞した為「死んだはずの生きているわけの無い人間 だから私達は何も見ていないし誰に言う必要もない」と口を黙み、一切口外はしなかった。
龍が如く8
続投は確定していたが、なんとプレイアブルキャラに昇格。春日たちと共に戦えるようになる。