概要
1988年生まれ。東映に所属するプロデューサーの一人で、主に特撮テレビドラマを担当することが多い。元はアニメ畑出身の人物でもあり、マッドハウスでアニメの制作担当を経験した後、東映へと入社したという経歴を持つ。
子供時代に鳥人戦隊ジェットマンや絶対無敵ライジンオーなど、中高生時代は仮面ライダークウガや機動戦士ガンダムSEEDを見て育った。当初は俳優になりたかったが、大学での映像制作活動の際にロケハンやスケジュール表の作成をするうち、自分が撮られるよりも映像をつくる方が面白いと感じて、アニメ業界の就職活動を経てマッドハウスに入社したという。マッドハウスでは2019年放送のちはやふる3の制作デスクまで関わった。
2018年に東映が「特撮専任プロデューサー」を募集していることを知る。大学院進学とアメリカ留学が重なり、東映の新卒応募は年齢制限で受けられなかったため、再び採用試験に挑戦しキャリア採用という形で2019年に入社した。東映入社後は『仮面ライダーゼロワン』(2019年)のアシスタントプロデューサーを経て、『仮面ライダーセイバー』(2020年)『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(2022年)のプロデューサー補を担当。『ドンブラザーズ』では東映公式サイトの各話ブログ記事の執筆も白倉伸一郎、松浦大悟と共に担当していた。
2023年放送の『王様戦隊キングオージャー』にも、当初プロデューサーの一人として参加することが発表されていた(参考リンク)ものの、放送開始時点ではOPクレジットや公式サイト上などにおいて記載が見られず、何らかの理由で同番組のスタッフから外れたものと見られる。
そして塚田英明プロデューサーに指名され、同年9月より、『仮面ライダーガッチャード』にて、自身初となるメインプロデューサーを務めることがアナウンスされた。
前述の通りアニメ畑出身だったこともあり、手掛けたドラマにおいて複数のアニメーター・監督を紹介したこともある(イシャバーナのコンセプトデザインを担当したREVOROOT所属の小嶋慶祐、トウフのデザインを担当した佐藤利幸など)。