概要
ゴエモンシリーズのNINTENDO64用ソフト第二作。ジャンルはアクション。
SFC版『がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス』のゲーム性を踏襲した横スクロールアクションとなっている。
また、今作では2人プレイが可能、おんぶアクションでサブウェポンを強化することができる。
ただし、メインウェポンとサブウェポンの切り替えがなくなり、特殊アクションの発動も含めて各自個別のボタンに割り当てられるようになった。
同様OPに影山ヒロノブ、挿入歌に水木一郎といった大物アニソン歌手を起用。
あらすじ
物知りじいさんに呼ばれ忍者屋敷へとやってきたゴエモンとエビス丸。
今回じいさんが作り上げたモノは、死者を復活させる事ができるという禁断の発明「召還マシーン」だった。
話を聞いたゴエモンたちは早速その起動実験に付き合う事に。
ところが突如、かつて未来の大江戸で戦った悪人シスター・ビスマルが乱入し、マシーンを奪っていずこへと逃げ去ってしまう。
ビスマルはそのマシーンを使って魔界のプリンスを召還し、この世を2人の愛の世界に変えるつもりだという。
ゴエモンとエビス丸は、ビスマルの企みを阻止すべく後を追うのであった。
登場人物
ゴエモンとその仲間達
プレイヤーが使用するキャラクター。最初はゴエモンとエビス丸の二人で、途中でサスケとヤエちゃんが仲間になる。
声:松本保典
主人公。チャキチャキの江戸っ子で、弱きを助け強きを挫く義賊。
ものしりじいさんの発明品お披露目に立ち会うもビスマルに強奪され、エビス丸ととも追いかける出る。
声:緒方賢一
ゴエモンの相棒で、自称正義の忍者。本作でなんと既婚者で娘がいたと判明する。
声:堀絢子
伊賀の物知りじいさんが作ったからくり忍者。大江戸城を襲うインパクトのことをゴエモンに知らせに駆け付け、共に戦う。
声:笠原留美
秘密特捜忍者のくノ一で、ゴエモンたちのお姉さん的存在。ビスマルが逃げ込んだ先を突き止めゴエモンたちに合流する。
声:松本保典
ほら貝を吹くと駆けつける巨大からくり人形。序盤では操られ大江戸城を襲撃するも、奪還され
以降は巨大ロボット戦で大活躍する。
登場の際、水木一郎が歌うテーマソングが流れる。
ミスインパクト
声:丹下桜
新たにものしりじいさんが開発した女性型巨大からくり人形。
ゴエモンインパクトと共に巨大ロボット戦で活躍する。
敵キャラクター
声:菅原淳一
本作のラスボス。
ビスマルが復活させようとした魔界のプリンスにして、過去に妖怪世界を壊滅寸前まで追い詰めた鬼。
300年前に地上進出を目論んだことで勃発した妖怪同士の戦争に敗れ魔封島にある魔人城に封印されていたが、召喚マシーンにより復活する。シスタービスマルに惚れられており、とても迷惑している。酒が好物。
声:緒方賢一
今回の一連の事件を起こした張本人。
元は『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』に登場する未来人だったのだが、重禄兵衛において行かれ、現代で好き勝手し始めた。
「魔界のプリンスを召喚し、この世を2人の愛の世界に変える」として、召喚マシーンを強奪する。
声:柳沢栄治
SFC版第1作目の6面のボスとして初登場し、以降ゴエモンに復讐するため、改造に改造を重ね幾度となく立ちはだかってきた因縁の宿敵であり、地底城地下の出口の門番として立ちはだかる。
その他のキャラクター
時折ゴエモンたちの前に現れる謎の妖怪少女。
はぐれ町のアイドル。今回も最初はビスマルにさらわれるが、早いうちに救出され、無事に茶店に戻っている。
実はミスインパクトのモデルは彼女で、それを知った時は思わず気を失ってしまう。
物知りじいさん
声:菅原淳一
伊賀に住む天才発明家。サスケの生みの親でもある。
相変わらずのスケベじじいで、大昔の美女目当てでウルトラ、ゴージャス、エレクトロ、ゴーストリターンマシーン(召喚マシーン)を開発するも、それをビスマルに強奪・悪用され事件の発端
になる。
殿様
声:茶風林
大江戸城の城主とその娘。今回もまた騒動に巻き込まれる。
ゆき姫
殿様の娘。今回も父と一緒に事件に巻き込まれる。
クロベー
ゆき姫のペットを隠れ蓑として身辺警護を務める忍者猫。エリア1・関所突破後とおみっちゃん救出成功のムービーで登場。
声:緒方賢一
前作から続投の占い屋の店主。手形の入手場所・入手方法のヒントを教えてくれる。
ただ、やっぱり見た目がすこぶる怪しい。
ぷ、ぷ、ぷ、ぷ、ぷ、ぷ、ぷ、ぷ、ぷ、プラズマァ~…!