「霊界や夢の国を介して探索をしていたつもりが、こんな世界に出るなんて。私はルナサ・プリズムリバー。騒霊の音楽家よ。妹たちと手分けして、私の世界で起きている異変の解決方法を探しに来たの。連綿と紡がれた音楽の記憶をたどるのは、私たち騒霊が最も秀でているのよ。」
概要
東方ロストワードに登場する、紅い霧に包まれた世界のルナサ・プリズムリバー。
この世界のプリズムリバー三姉妹は、幽々子や四季映姫から長すぎる異変の調査を依頼されている。別の世界(並行世界ではなく夢の世界などの別空間)を渡った後の調査結果は音楽のスペルカードルールを用いて記録している様子。
さらに、音楽の力で異界を渡ることができることにきづいているようだが……。
原作同様、霧の湖の辺りに建つ廃洋館に住んでいて、紅魔館とは近所関係にあたる。そのため魔力を帯びた紅い霧のせいで、楽器が傷んだり幽霊楽器の扱いが難しくなったりと苦労している。
容姿は服装以外L1のルナサと比べても大きな変化は無く、ベレー帽や丈が長めのスカート、チルノや大妖精と同様の靴下が特徴。しかし霧で湿っているのかバイオリンの色が濃くなっている。
汎異記号は「A6」。
プレイアブル化
ルナサ・プリズムリバー
実装形態 | フェス限定 |
---|---|
式 | 技巧式 |
気質 | 寒冷型閉塞前線 |
拡散 | [紅]チューニング |
集中 | [紅]スローサウンド |
スペカ1 | 『紅夢独奏曲第二番・弦奏』 |
スペカ2 | 『紅夢奇想曲第三番・鬱』 |
ラスワ | 『紅夢協奏曲第一番・カーディナル』 |
メルラン・プリズムリバー
[youtube:]
実装形態 | フェス限定 |
---|---|
式 | 式 |
気質 | |
拡散 | |
集中 | |
スペカ1 | |
スペカ2 | |
ラスワ |
リリカ・プリズムリバー
[youtube:]
実装形態 | フェス限定 |
---|---|
式 | 式 |
気質 | |
拡散 | |
集中 | |
スペカ1 | |
スペカ2 | |
ラスワ |
テーマ曲
紅霧異変が長期化する世界のルナサのテーマ曲は、IOSYSの「Gig the Alternative」。原曲は「幽霊楽団 ~ Phantom Ensemble」。
余談
気質は『寒冷型閉塞前線』。寒冷前線側の寒気の温度が低いために温暖前線側の寒気の下に潜り込むことで、寒冷前線面に沿って形成される閉塞前線のこと。
小ネタ
BGM
テーマ曲の「Gig the Alternative」は、第3回博麗神社例大祭(2006年5月21日)にIOSYSが頒布したCD「東方風櫻宴 Phantasmagoria Mystical Expectation」に収録されている。東方風櫻宴はIOSYS初の東方アレンジアルバムで、同アルバムには「Phantasmagoria mystical expectation」などが収録されている。
「Gig」は主にバンドやDJなどのいわゆるライブやコンサートなどの定期的ではない演奏会を意味する、所詮俗語(スラング)。単発契約で演奏を行うDJに使われていたことから、単発で仕事を受ける働き方としてギグワークの言葉も生まれた。
「Alternative」は名詞の場合、別の可能性及び代替案(代わりのもの)を意味する。
恐らくバイオリンの代わりにギターを弾くルナサを意識した題名と思われる。
スキル
- スキル1「グリッサンド」・・・グリッサンド奏法のこと。音一音の音高を区切ることなく、隙間なく滑らせるように流れるように音高を上げ下げする演奏技法。バイオリンでは、指板に一本の指を置いて、それを滑らせて音程を変えて演奏する。
- スキル2「デタッシュ」・・・弦楽器において、弓を大きく使って1音のみを強く演奏する奏法。デタシェ奏法とも呼ばれる。
- スキル3「ピツィカート」・・・弦楽器の弦を指ではじくことによって音を出す演奏技法。「つまむ」という意味を持つイタリア語「pizzicare(英語 pinch)」からこの名前が付けられた。
ショット・スペルカード
ショットは東方花映塚におけるチャージアタックとエキストラアタックからの採用。
「チューニング」とは、音楽においては音合わせのことを表し、調律・調弦とも言われる。
スペルカード1の「紅夢独奏曲第二番・弦奏」は偽弦「スードストラディバリウス」のアレンジ。
「弦奏」はスードストラディバリウスの下位互換版スペルカード、弦奏「グァルネリ・デル・ジェス」の符名から。
スペルカード2の「紅夢奇想曲第三番・鬱」は騒符「ノイズメランコリー」のアレンジ。周りの2つの魔法陣からは、メルランの騒符「ソウルゴーハッピー」とリリカの騒符「ソウルノイズフロー」のような弾幕が放たれる。
ラストワードは三姉妹の合同スペカである騒葬「スティジャンリバーサイド」のアレンジ。