概要
『龍が如く7』に登場する謎の殺し屋。高度な変装能力を有し、ターゲットを自殺、事故に偽装するのもお手の物。ソンヒや趙天佑などの裏社会の大物とも面識がある。
趙曰く「どんな所にも目立たずに溶け込める。プロ中のプロ」。しかし、変装元の職業を完璧に模倣してしまうため、変装元本人の知識が曖昧であることを知っている人物が尋問等をした場合には、見分けがついてしまうという欠点がある。
劇中では、横浜星龍会会長・星野龍平の殺害容疑で警察に逮捕された沢城丈を口封じに抹殺する為青木遼に雇われたが、コミジュルのシステムを復旧させたソンヒに居場所を突き止められ、彼女に居場所を教えてられた春日一番らに踏み込まれる。
そして足立宏一に変装した姿で本物の足立と取っ組み合いになったが、(謎の男から『考えろ』と教えられた)春日は、道路交通法(は『全部で何条』と『第1条の内容』)を質問し、片方は「130条くらい?」「知るか馬鹿!覚えてねえよ!」、もう片方は「全部で132条!常識だ!」「この法律は道路における危険を防止しその他交通の安全と円滑を図ることを目的とする」と答えるが、はっきり正確に答えた方が偽物として春日に見破られぶん殴られた(向田紗栄子は偽物を本物だと騙されかけたが)。その後、沢城殺害の指揮をとっていた石尾田礼二と共に交戦するが敗北し、口封じに天童陽介が仕掛けた爆弾により、石尾田と共に始末された様に思えたが…………
以下、ネタバレ注意
「どうも脇が甘いですねぇ 青木先生」
「あなたは外から雇われただけの私を使い捨てにしようとした」
実は上記の爆発現場から生き延びており、青木に使い捨ての駒扱いされたことから彼を見限り、天童に化けて、青木遼に「全員見つけ出して殺せ 出た死体は埋めるなり溶かすなり始末しろ」という失脚のネタを春日達に捕ませる為に彼らと手を組んでいた。そして種明かしとして気絶した本物の天童を引き摺り出したが、その後の動向は不明。
余談
- 劇中でミラーフェイスは、足立に変装して警察署の留置場に匿われている沢城を殺害しようとしていたが、そもそも足立は春日との一件で懲戒免職にされ警察官としての権利を剥奪されたことで留置場には入れないはずであるため、初めから無理のある計画だった。これは石尾田の独断なのか、青木の命令なのかは不明。
- ミラーフェイスの正体は日本人なのか、それとも中韓などの大陸系なのかは、作中で明言されていない為不明であるが、ソンヒは有名な殺し屋と言っており、海外系の組織も依頼も承っていたと思われる為、語学には相当堪能と考えられる。
- 劇中で某怪盗ばりの変装をするという、リアルさがウリの本シリーズにはそぐわない不自然な展開であったため、プレイヤーからは賛否両論となっている。