キャプテン・キッド(ペルソナ)
きゃぷてんきっど
随分と待たせたものよ。
力が要るんだろう?ならば契約だ。
どうせ消しえぬ汚名なら、旗に掲げてひと暴れ…
お前の中の『もう一人のお前』が、そう望んでいる。
覚悟して背負え…
これよりは、反逆のドクロが貴様の旗だ!
CV:宮野真守
我は汝、汝は我
ゲーム『ペルソナ5』に登場する、坂本竜司の専用ペルソナ。対応アルカナは「戦車」。
1645~1705年に実在した大海賊・キャプテン・キッドの名を冠する。
人格は依り代とは異なり、クールな雰囲気を与える。
ドクロフェイスとカトラスでジョン・ラカム(キャプテン・キッドとは別人です)の海賊旗を体現したデザインが特徴的で、ペイントが施された帆船に乗っている。
しかし、怪盗団でカトラスを使うのはモナ、砲撃武器が使えるのはノワールという風に依り代の得意武器とペルソナのイメージは一致していない…。
竜司からはフルネームか「キッド」と省略されて呼ばれる。
なので召喚セリフは「奪え!キッドォ!」と「ぶっ放せよ!キャプテン・キッド!!」の2つ。
後者は初召喚時のものだが、「コトダマン」コラボなどで引用されている。
得意属性は電撃属性と物理属性。弱点は疾風属性。
大砲を使うモーションこそあれど、物理ステータスが特に伸びるのでメインで使用されるのは物理スキルの方。
元ネタ
彼の本名は「ウィリアム・キッド」だが、彼の別名である「キャプテン」で広く知られている。
元は商人だったが、イギリスにて海賊退治をふくむ私掠船の許可を得て、「アドベンチャー・ギャリ-号」という、36門の大砲を備えた高火力の船の船長になる。
だが私掠船としての収入が少なかったため、自国のイギリスの船以外は見境なく略奪行為を重ねるようになり、そのまま海賊となった実在の人物。
ぶっちゃけると功績に乏しい人物ではあるのだが、晩年の発言から様々な人々の冒険心を駆り立て、のちの海賊が登場するジャンルに多大な影響を与えた人物であるのは間違いない。
功名心にはやる竜司のペルソナに相応しいと言える。