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ウィリアム・キッド

うぃりあむきっど

通称、キャプテン・キッド。世界で最も有名な海賊の一人…なのだが…。
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概要

1645年生まれ、1701年5月23日没。
スコットランド私掠船(海軍公認海賊)船長。スコットランド出身であるが、後にアメリカに移り住む。商人として家庭を持ち、何不自由ない生活を送っていたが、イギリスで顧客と語らう内にコネを持つ様になり、私掠船をやらないかと唆され、商人を営む傍らフランス船から強奪を行っていく様になる。

しかし収益が次第に悪くなると、欲を掻いたキッドは「英国船で無ければ何でもいい」と勝手に解釈、目に余る強奪を積み重ねていく。そして1697年、船員と口論になったキッドは逆切れした末にバケツでその船員を殴り殺してしまいお尋ね者となる。かくしてキッドは単なる海賊に成り下がり、アウトローとして活動を始めた。

だがこの一味、悲しい程に弱かった。実戦経験が全く無いばかりか、キッドに人望がさっぱり無かったのもあり、嘗てキッドの元から脱走したロバート一味とやり合おうとした最中、部下は我先に投降。結果としてキッドの元には13人しか残らず、「こりゃあイカン」と判断したキッドはすごすごとアメリカまで逃げ延びた。

しかし此処でもキッドは運に見放され、アメリカ沖に着いた途端に一味は米軍に捕縛。海賊になってから僅か1年後の事であった。裁判を受けて当然ながら死刑が勧告され、イギリスに引き渡されたキッドは絞首刑にされた。死体は「海賊を志したものの末路」と書いた立札と共にテムズ川に晒され、腐らぬ様にタール漬けにされたという。

…では何故、この様に運と実力に見放された男が「海賊の代名詞」の如く伝わってるのかと言うと、実は裁判の際にキッドは「オレは財宝を隠したんだぞ! 殺したら永遠に謎のままだ!」と叫んだとされており、これが原因でキッドの宝を目指すトレジャーハンターや海賊がわんさか出た、というのがある。
何とも罪な事をしたものだと思えなくも無いが、冷静に考えてみればこんなヘッポコも良いところの海賊の財宝など高が知れているだろう。

その逸話を元に多くの作家が冒険譚を出版したり、現在でも財宝の調査が行われていたりもする。
2015年にアメリカの探検家がキャプテン・キッドの財宝が発見したというニュースも出たが、真偽は未確定である。

創作に登場するキャプテンキッド

CAPTAINKIDD

宇野比呂士による漫画。主人公のキッドを始め、実在の海賊をモチーフにしたキャラが多く登場する。
但し本作のキッドは「フランシス・ドレイクのキッド(息子)」と言う意味である。

ドラえもん のび太の南海大冒険

眼帯を付けた大男で、七つの海を駆け巡る大海賊…つまりは「この項目を見る迄の貴方がイメージしていたキャプテンキッド」そのもの。ドラえもん達と共に時空犯罪者と戦う。

ワールドヒーローズ

やはりごく一般的なイメージに基づいたキャラ付け。それでも「○○じゃない」口調になったりする辺りワーヒーらしいか。ただ超必殺技が相手を絞首刑にするという、ある意味シャレにならない奴でもある。「イ゙ェ゙ーイ゙!

ONEPIECE

ユースタス・キッドの名前の由来。また、ゴール・D・ロジャーの「世界の全てをそこにおいてきた」の台詞は史実のキッドの発言がモチーフである事に想像は難くないだろう。

ペルソナ5

ジョーカー率いる心の怪盗団の切り込み隊長、スカルこと坂本竜司ペルソナ能力キャプテン・キッド」として登場。対応するアルカナ属性は「戦車」で、電撃属性と打撃属性のスキルを得意とする。

関連項目

海賊 盗賊 殺人犯

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