機動戦士ガンダムSEED_VS_ASTRAY

きどうせんしがんだむしーどばーさすあすとれい

『機動戦士ガンダムSEED』シリーズの公式外伝作品。略称は『VS ASTRAY』『ヴァストレイ』。

概要

機動戦士ガンダムSEED DESTINY末期、アニメで描かれなかったキラやシンの活躍の裏側で、ジャンク屋連合やサーペントテールが繰り広げていた戦いを描くフォトストーリー作品。フォトストーリー、小説。模型作例で展開される。

単行本は電撃ホビーマガジンのフォトストーリーや作例をまとめたムックが2巻、小説パートのほか「天空の宣言」や「PHANTOM PAIN REPORT」を収録したものが1巻の計3冊。

これまでのアストレイの集大成的な内容となっており、これより前のガンダムシリーズからのオマージュのような設定もある。

また、死者蘇生技術「カーボンヒューマン」や、「ミラージュコロイドテレポート」など、元々無茶苦茶なアストレイシリーズの中でも呆れるほど無茶苦茶な設定もある(後者についてはミラージュコロイドを持つ複数の機体を消えたり現れたりさせる事でテレポートしているように見せている為、それ程トンデモではない事が判明する)。

ライブラリアン

今回の敵組織。公式でも「謎の組織」としか言われないほどの全く全貌が見えない。

ほとんど、今までのアストレイシリーズに登場したキャラクターのコピー(カーボンヒューマン)で構成されている。

登場機体

本作初出となる新型機は完全新型が存在せず、いずれも既存MSの復元・改修機となっている。

改造の特徴として、無印1/100ガンプラをベースに、足回り等に追加パーツを噛ませてプロポーションを変更する措置と、バックパックのストライカーパック規格化が施されており、玩具化前提でありASTRAYシリーズとしては異例の展開速度で一般発売されたことも特徴。この点で模型誌連載の定番であった発売予定の無い改造作例主体とは一線を画している。

一方で、そうした1/100キットの構造やパーツ流用を前提にした設計のために、後のビルドファイターズ等のようなやや強引なパーツ位置変更や、構造上MGフレームでは再現できずMG化は困難等、玩具ありき故の問題も抱えている。

ジャンク屋連合&サーペントテール

MBF-P02 レッドフレーム

MBF-P03R ブルーフレーム

ZGMF-1001 イライジャ専用ザクファントム

アメノミハシラ

MBF-P01-Re2 ゴールドフレーム天ミナ

ライブラリアン

LG-GAT-X105 ゲイルストライク

LH-GAT-X103 ヘイルバスター

LN-GAT-X207 ネブラブリッツ

LN-ZGMF-X13A ニクスプロヴィデンス