白鳥九十九
しらとりつくも
概要
CV:関智一
『機動戦艦ナデシコ』に登場するキャラ。
木連の優人部隊少佐でダイテツジンのパイロット。『ゲキ・ガンガー3』のケン推し。
純朴な男性が多い木連のなかでも飛びぬけて純情であり女性への免疫がない。
外見と声がダイゴウジ・ガイによく似ており、初登場時ではウリバタケから「同一人物では?」と疑惑が掛けられていたが、勿論そんなことはない。
ナデシコに捕虜になった時にハルカ・ミナト(メイン画像右)と出会い恋に落ちる。
そのことがきっかけで地球人との和平への道に目覚め、交渉特使としての道を歩み始める。最初は、「地球と和平交渉をしたい」という意見に対してユキナや元一郎から反対を受けた。(というのも、ミナトに会いたいという気持ちがユキナに見抜かれていた)
紳士【白鳥九十九】
ミナトとメグミに命を救われ、脱出することに成功するが己は空気椅子でテツジンを動かすという荒業を披露。 当初、ミナトから『一緒に座りましょうよ♪』と誘われるも『じょ・・・女性は、むやみに殿方に触れてはなりません!』と恥ずかしがりながらも答える。 この反応を面白がったミナトから一時的にオモチャにされている。
彼女らを捕虜として扱うも非人道的な扱いをせず、御膳に乗った御飯を振るまう。『貴女方は、捕虜である前に女性です。 【女性は、慈しむべき者なり】!』と女性として振る舞い、慈しむべき貴き者であるという木連の教えを貫き通した。
二人をナデシコに帰還させる際も、ボソンジャンプも使わずに戦闘をしたり
『二人は降ろす。だから、私と・・・1VS1で勝負だ!!!』
と二人の淑女を被害が出ない場所に降ろし、1VS1の勝負を仕掛ける武人の矜持を魅せた。
交渉特使【白鳥九十九】
ナデシコ艦内で開催されたゲキガンガー祭りで、アキトやユリカを始めとしたナデシコクルー達と交流を深めていき良好な関係を生み出すことに成功した。
ゲキガンガー祭りの時にアキトから『九十九さんは、和平交渉が成功して戦争が終結した後・・・どうするんです?』と尋ねられた時に『僕は、家庭を持つよ。 幸せにしたい女性(ひと)ができたんだ。 テンカワ君は、幸せにしたい女性は・・・いるかい?』と尋ねたら『俺には・・まだ、そういった女性は・・・』と答えを貰う。
『君にも、何時しか幸せにしたい女性ができるさ。 だから、このゲキガンガー祭りと和平交渉を絶対に成功させよう!』とアキトと共に和平交渉に挑む。
そして、和平交渉の時に自身の上司である草壁春樹中将が出した和平時の内容が記載された書類を見て撤回を要求し『地球人もゲキガンガーを愛していることを知りました。 そして、一緒に改めてゲキガンガーを視聴し 素晴らしい作品だと気づきました! 努力と勝利、友情・・・愛、人間として大切なモノが込めれています!』
『地球人もそれに気づいたから、和平を求めて来たんです!』
『(平和を愛する)正義は・・・正義は、一つのはずです!!』
と自身が地球人を信じる理由と地球人の想いを伝えた。
スーパーロボット大戦において
同じく早々に退場してしまうダイゴウジ・ガイ同様、人気の高いキャラであるため、『スーパーロボット大戦』シリーズにおける客演では、ガイ共々救済措置が施され、無条件で延命することがほとんど。
スパロボから彼を知った視聴者は、逆に本編における彼の扱いに驚くことが多いとか。
『スーパーロボット大戦W』では、一時的とはいえニートかつヒモ状態に陥るという衝撃の姿を見せた。その他、「マジンゴー」と言いたいがためにわざわざ乗り慣れたテツジンではなくマジンを使う場面があったりと、なかなかのはっちゃけぶりを見せてくれる。
関連タグ
【警告】これより先、この男に訪れる運命が記載されているため閲覧に注意されたし
『そうだな・・・九十九。貴様の言うとおり・・・(平和を愛する)正義は一つだ!!』
【やってきた運命】
しかし和平を考えていない草壁の謀略にはまり、親友の月臣元一朗に致命傷を負わされてしまう。草壁曰く『我らという正義は、戦い続ける。 悪である地球人は、滅んで当然!』と交渉決裂。
傷の治療をするべく、ナデシコクルーによって保護される。ナデシコの医療スタッフの治療を受け、妹に優しく接するが【自分にやってくる運命】に気づいたのか、残された最後の力を振り絞って自分の想いが込められた宝物をミナトへ渡す。
その後、ゲキガンガーを通じて仲良くなれたアキトに
『テンカワ君・・・ゲキガンガー3の最終回、一緒に視聴できなくて・・残念だ・・・。 だけど・・・忘れるな、【正義を信じる精神(こころ)】を・・・!!』
と告げるが帰らぬ人になってしまった。