概要
ウルトラマンティガの必殺技ゼペリオン光線と、ウルトラマンダイナの必殺技ソルジェント光線を合体させた必殺技。
名前の由来は二人の英表記の頭文字から(ティガ→Tiga、ダイナ→Dyna)。
単なる合体技というわけではなく、ダイナがソルジェント光線を放つ際にチャージ動作として右手を斜め上に、左手を斜め下に伸ばすのが特徴である。
ちなみに、このダイナのチャージ動作はその後の作品でも度々使われており、C(チャージ)ソルジェント光線という名前で定着している。
超時空の大決戦ではこのチャージソルジェント光線でバジリスに引導を渡した。
幻影がやらかした
それから数十年後のウルトラマンZにて、主人公ウルトラマンであるウルトラマンゼット・ガンマフューチャーが、ガンマイリュージョンという幻影を呼び出して必殺技を打つという間接的な形とはいえ、このTDスペシャルをやらかしたのである。
劇中ではデストルドスというラスボス相手に使用し、ガイア・スプリーム・ヴァージョンのフォトンストリーム(しかもゾグ戦で披露した左手をずらして放っているバージョン)と併せて発射した。
が、デストルドスの防御力はすさまじく、大したダメージにはならなかった。
ただ、これはあくまでも幻影によるものであり、本人ではない。そのため、「もし本人のものだったらデストルドスは死んでた」という声もあったりなかったり。そう考えるとデストルドスは運が良かったと言えるだろう。
ウルトラマンフュージョンファイト!では『TDGスペシャル』という名前で登場した。
余談
ダイナのリブート戦士ウルトラマンデッカーが使う武器ウルトラデュアルソードでは、ティガとダイナのウルトラディメンションカードを読み込むことでレジェンドフラッシュマルチスクラムという必殺技音声が流れる。
ネーミングから見るにTDスペシャルをオマージュしているのかもしれない。