概要
『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』における、ウルトラマンティガの必殺技ゼペリオン光線と、ウルトラマンダイナの必殺技ソルジェント光線を合体させた必殺技。
名前の由来は二人の英表記の頭文字から(ティガ→Tiga、ダイナ→Dyna)。
単なる合体技というわけではなく、ダイナがソルジェント光線を放つ際にチャージ動作として右手を斜め上に、左手を斜め下に伸ばすのが特徴である。
ちなみに、このダイナのチャージ動作はその後の作品でも度々使われており、C(チャージ)ソルジェント光線という名前で定着している。
『超時空の大決戦』ではこのチャージソルジェント光線でバジリスに引導を渡した他、『決戦!ウルトラ10勇士!!』では8人のウルトラマンの合体光線「クロスオーバーフォーメーション」の発動時にもダイナが放った。
幻影がやらかした
2020年のウルトラマンZにて、主人公ウルトラマン・ウルトラマンゼットの一形態であるガンマフューチャーが、ガンマイリュージョンという幻影を呼び出して必殺技を放つという間接的な形とはいえ、このTDスペシャルを発動したのである。
第24話においてラスボスのデストルドス相手に使用し、ガイア・スプリーム・ヴァージョンのフォトンストリーム(最終回のゾグ戦で披露した左手を下ろして放つバージョン)と併せて発射した。
しかし、デストルドスの防御力は凄まじく、僅かに怯んだだけで大したダメージにはならなかった。
ただ、これはあくまでも幻影によるものであり、本人ではない。そのため、「もし本人のものだったらデストルドスは死んでた」という声もあったりなかったり。そう考えるとデストルドスは運が良かったと言えるだろう。
ウルトラマンフュージョンファイト!では『TDGスペシャル』という名前で登場した。
余談
ダイナのリブート戦士ウルトラマンデッカーが使う武器ウルトラデュアルソードでは、ティガとダイナのウルトラディメンションカードを読み込むことでレジェンドフラッシュマルチスクラムという必殺技音声が流れる。
ネーミングから見るにTDスペシャルをオマージュしているのかもしれない。