ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

蜃気楼城の戦いの編集履歴

2023-12-18 04:55:49 バージョン

蜃気楼城の戦い

みらーじゅきゃっするのたたかい

TVゲーム『ゼルダの伝説』を原作とするゲームブック。

それは未来でもなく、過去でもない。

また、地球上ではなく、かといって宇宙に散在する無数の星々の中の、いかなる世界の事でもない。

それは君たちの心の中。いつも夢見がちで、冒険の世界に心を飛ばす事の好きな君たちの、空想の中に存在する世界。


概要

双葉社から刊行された『ファミコン冒険ゲームブック(小説)』シリーズのNo.3(1986年)。

文・樋口明雄、挿絵イラスト・田中夕子、編集・スタジオ・ハード


他にゼルダの伝説シリーズを原作とする作品は

  • ファミコン冒険ゲームブックNo.14『リンクの冒険 ~魔界からの逆襲~』(1987年)
  • スーパーファミコン冒険ゲームブック『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』(1992年)

がある。


内容

原作となるFC版の後日譚に相当する。

闇の世界から侵攻して来たガノンリンクによって倒されたが、その弟である魔将軍(ゼネラル)ガイアが登場。世界一の魔道士を名乗って国王と接触し「ゼルダ姫を花嫁に」と持ちかけるが拒否されてしまう。

怒ったガイアは、勇者リンクとゼルダ姫に呪いをかけてしまう。それは二人をクリスタルムーンと呼ばれる水晶球に閉じ込めるというもので、リンクは昼、ゼルダは夜にしか動けなくなってしまう。

お互いに想い合っているのに会うことが出来ない。この忌まわしい呪いを解くべく二人は旅立つこととなる。


物語の進行と共に二人の主人公が交互に入れ替わり、ゲームとしての要素にも影響を及ぼすという実験的な作品。ゼルダ姫が初めてプレイアブル化した作品でもある(ゲームとして初のプレイアブル化こちら)。


本作ではゼルダ姫にもリンクに劣らぬ戦闘技術が具わっており、ライネルと一騎討ちを展開するシーンなどがある。

魔将軍ガイアの他に妖精ファニー、グレアム二世(ゼルダの父)などのオリジナルキャラクターが登場する。

結末に関してはの記事を参照。


ちなみにファニーは、小説「黒き影の伯爵」でも登場しているが、名前と性格は似ているだけで別人である。ファニー(Funny)はその名の通り「愉快」という意味がある陽気な妖精である。


関連タグ

ゼルダの伝説 レトロゲーム

ゲームブック 双葉社

ガイア グレアム ファニー

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました