概要
1985年から1992年までに松下電器産業(現・パナソニック)が製造した石油ストーブ(FF式石油暖房機)。
2005年にこの製品による一酸化炭素中毒事故が多発したことから、リコール対象となった。
この製品を未点検のまま使用し続けると、最悪の場合、死亡事故に至る恐れがあり、大変危険である。
お持ちの方は至急、パナソニックまでご連絡を!
(引き取りまたは点検修理が必要なため。なお対象製品を引き取る際には1台あたり5万円が支払われる。)
特徴
この製品には以下のような特徴がある。
また、今でも「物置・倉庫」「高齢者宅」「別荘」などで発見されている。
お詫びCMについて
2005年の冬以降、「ナショナルから大切なお知らせとお願いです」といった内容のお詫びCMが頻繁に放送されるようになり、怖いCMの一つとして知られている。
特に初期バージョンはBGMが無かったため、特に怖いと言われていた。2006年春以降はピアノ伴奏が追加されたため怖さが若干軽減された(ただし2021年と2022年はBGM無しに戻り、2023年にBGMが復活した)。
ナレーションはほとんどのバージョンで女性が担当している。(2006年春と2023年のみ男性)
製品の特性上、冬にお詫びCMが放送されることが多い(例外として2006年のみ春にも放送された)
社名がパナソニックに変更されてからもお詫びCM自体は継続されており、2010年以降はテレビでの放送は無いものの、公式ホームページで引き続き視聴することができる。
TBSのドラマ枠『ナショナル劇場』では、一時期全てのCMがお詫びCMに差し替えられていた(ちなみに当時放送されていたのは『水戸黄門 第35部』)
関連動画
初期のお詫びCM
初期のお詫びCM(北海道版)
2006年春バージョン
2009年バージョン
2012年バージョン
2021年バージョン
2022年バージョン
2023年バージョン(最新版のお詫びCM)
企業お詫びCM集(ナショナルFF式石油暖房機以外も含まれている)
企業お詫びCM集(ラジオ版のお詫びCMもあり。最後の青鬼の映像は閲覧注意!)
関連タグ
リコール お詫び 重要なお知らせ 大切なお知らせ ストーブ 石油ストーブ National ナショナル Panasonic パナソニック 松下電器
パロマ、リンナイ…松下より遅れてリコール案内を出した企業。どちらも湯沸器による一酸化炭素中毒を起こしたのが原因。
三洋電機…松下より20年も前にリコール案内を出した企業。1984年に製造した石油ファンヒーターによる一酸化炭素中毒事故を起こしたのが原因。なお現在はパナソニックの傘下である。