E259系
いーにひゃくごじゅうきゅうけい
JR東日本が保有・運用している直流特急形電車。
概要
従来から特急「成田エクスプレス」として使われてきた253系の代替・輸送力増強用として開発され、2009年10月に営業運転を開始した。2010年(平成22年、第53回)の鉄道友の会ブルーリボン賞受賞車両。
編成は全て6両編成で登場。成田空港方先頭車の6・12号車、クロE259形がグリーン車(定員28名)、残りの車両が普通車(指定席、定員は合計262名)。普通車及びグリーン車共に2+2列の4アブレストの革張りシートが特徴。
電源コンセントを完備しているほか、253系時代は編成・車両によってバラバラだった車内設備を統一し、すべての座席が回転可能になっている。
一方、253系時代に存在したグリーン個室については設置されていない。
2023年5月から塗装変更を開始しており、前面貫通扉と側面一部にシルバーが追加された。塗装変更プレスリリースの文言や設備の動きから「成田エクスプレス」以外の運用にも入るのではないか?と噂されていたが、2024年3月から総武本線の特急「しおさい」に導入され、255系をすべて置き換えることが発表された。
使用列車
- 成田エクスプレス:2009年10月〜
- マリンエクスプレス踊り子:2012年12月〜2020年3月。繁忙期の臨時列車で、運行時は双方の先頭車の乗客用扉の近くと貫通扉に錨をモチーフにしたステッカーを貼っていた。